留萌・羽幌

留萌市民ならば誰でも知っている留萌のソウルフード“豚ちゃん焼き(ブタチャンヤキ)”とはいったい何…

ニシン漁で栄えていた日本海沿岸の留萌市。

現在も数の子がご当地メニューとなっていますが、留萌市には数の子以外にも地元の人ならば誰でも知っているソウルフードと呼べるものがあります。

それが“豚ちゃん焼き”。

読み方は「ぶたちゃんやき」であって「とんちゃんやき」ではありませんのでご注意を。

留萌駅前から徒歩圏内

場所は沿岸バスの留萌駅前停留所の隣。

駅前の交差点を右側に曲がってすぐの所にある大判焼と書かれたお店。

大判焼としか書かれていないため地元の人でもここのお店の正式な名称はわかっていないようですが、留萌市観光協会のホームページにもこの名称で記載されているので恐らく“大判焼”がお店の名前なのでしょう。

かつては食事メニューもあった

大判焼と書かれたお店の中へ入ると食堂のような広い店内です。

以前はラーメン、カレー、牛丼などの食事メニューもありましたが、現在は大判焼、たい焼き、豚ちゃん焼き、ソフトクリームのみとなっています。

かつて留萌から出発していた羽幌が走っていた頃は、羽幌線沿線に住む学生たちが沢山利用して賑わっていたようなので40年以上の歴史があります。

豚ちゃん焼きとは?

大判焼は地方によって「おやき」(北海道ではこの言い方多いです)、「今川焼」、「回転焼」、「どんどん焼」と色々な名称が多い小判型のたい焼きのような食べ物ですが、豚ちゃん焼きとはいったいどんな食べ物なのか?

それは豚の形をしたたい焼きのようなもので焼き台は何と特注品。

創業の1974年からずっと使われている貴重な品です。

今では作られていないのでこの形が見られるのは留萌だけです。

豚ちゃん焼きの中身はカレー味

豚ちゃん焼きの中身はカレー味のひき肉です。

甘いものかと思いきやしっかりと食べ応えのある食事系のものだったりします。

たっぷりのひき肉と玉ねぎにカレーと胡椒を効かせた味わいは他ではあまり食べたことがありません。

優しい甘さの餡子が入った大判焼としょっぱい味の豚ちゃん焼きは最強のコラボなので両方購入する人が多いですね。

18時まで営業にはなっていますが、夕方に行くと高確率で無くなっているので確実に食べたい人はお昼前に行くことをおすすめします。

 

■大判焼

【住所】北海道留萌市栄町1-4-3

【アクセス】留萌駅で下車

【営業時間】9:30~18:00

【定休日】火曜日

 

この記事を書いた人

コイチ

気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
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179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww

たま~に本州にも出没してます。
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