旭川・層雲峡・大雪山

“黒岳登山”ロープウェイとリフトを使えばわずか70分!初心者でも簡単に登れて大雪山の雄大な光景が楽しめる

層雲峡からリフトとロープウェイを使えば1時間足らずで登ることができる大雪山系の黒岳。

トムラウシ山など登山上級者でなければ厳しい山もありますが、黒岳は登山道も整備されており晴れている日ならば初心者でも簡単に登ることができる山です。

特に紅葉時は道中色づいた山並みを見ながら登山することができるので、絶景を楽しみながら登山することができます。

7合目で登山届を記入

ロープウェイとリフトを乗り継ぐと7合目まであっという間に到着でします。

立派な山小屋には売店があり、ここで登山届を記入します。

下山にも下山したことを知らせるため登山届の記入も必要です。

紅葉時は多くの人が登山をするため登山届も沢山あるので、自分が書いた登山届を忘れないようにしましょう。

要所で休憩スポットがある

7合目から先は本格的な登山道となります。

すでに森林限界は来ているため山頂まで木で覆われておらず、美しい景色を見ながら登ることができるのが特徴です。

木陰が全くないので快晴の日は日差しを多く浴びることとなるので日焼け対策はしておいた方がよいでしょう。

8合目と9合目には休憩スポットがあるので適宜休憩できるので初心者にもやさしい登山道となっています。

紅葉を見ながら登山

大雪山系の大半の登山道において森林限界が来ているため、登山道が森で覆われているという所がほとんどないのが特徴です。

そのため快晴の日ならば素晴らしい景色を見ながら登ることができるためとても爽快になります。

特に秋の時期ならば眼下に広がる紅葉を見ながら登山をすることができるので、少し疲れてきたら振り返って雄大な紅葉を眺めるのもお勧めです。

9月中旬辺りから紅葉が始まり10月上旬には層雲峡温泉街付近まで紅葉は降りてきますよ。

70分ほどで登頂

頂上付近で岩が多く登りにくい箇所もありますが、7合目リフト乗り場から70分で山頂に到着です。

大雪山系の登山で唯一1時間ちょっとで山頂までたどり着ける黒岳ですが、大雪山系らしい雄大な光景を眺めることができます。

特に9月中旬ごろの紅葉シーズンには、緑色の針葉樹、赤や黄色に色づいた草木、残雪の白、グレーの山肌といった一面カラフルな光景は日本とは思えない大雪山系ならではの光景です。

ただロープウェイとリフトを乗り継いだだけでは見ることはできないので、この美しい光景を見たい人は頑張って登山しましょう。

余力があれば縦走にチャレンジ

大雪山国立公園の広さは神奈川県にも及ぶ広大さです。

黒岳から見える光景は大雪山系のほんの一部。

この先登山道はまだまだ続いており遠くトムラウシ山や十勝岳まで行くことができます。

ただこの辺りまで行くには3泊4日くらいかかってしまうので本格的な登山道具一式が必要となってきます。

旭岳を経て姿見駅まで行くルートは7時間なので朝早く出れば日帰り縦走が可能ですよ。

お鉢平までは比較的行きやすい

縦走は大変だけどもう少し先まで行ってみたいという人はお鉢平まで行って往復するのもお勧めです(写真中央の窪んでいるあたりがお鉢平)。

お鉢平までは黒岳石室を過ぎるとほぼ平坦な道の為、片道2kmありますが普通に市街地を歩くのと変わらない程度です。

黒岳山頂からは見ることができない約3万年前に誕生した広大なカルデラが見られますよ。

秋は比較的天気も安定しており気持ちのいい青空の下で雄大な大雪山系登山を楽しみましょう。

■黒岳登山

【住所】北海道上川郡上川町層雲峡

【アクセス】JR上川駅から道北バス「層雲峡」行きに乗車し、終点で下車(1日11本)

層雲峡からロープウェイとリフトを乗り継いで70分。

※紅葉の見ごろは9月中旬~下旬

この記事を書いた人

コイチ

気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)

179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww

たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。

ABOUT ME
Domin
ご訪問くださってありがとうございます! 当サイトでは、北海道のレアな観光スポットやぜひお知らせしたい情報。 道民なら知ってるけど、旅行者の方は初耳~っていう情報を紹介しています。 あなたの北海道旅行のほんのスパイスになれば幸いです!^^