ニセコ界隈には、湯元温泉、昆布温泉、アンヌプリ温泉、五色温泉など数多くの温泉があり北海道有数の温泉天国となっています。
ニセコ地域では湯めぐりパスポートなるものがあり各温泉地をめぐることができるのですが、湯めぐりパスポートに掲載されていない隠れた名湯が蘭越町内にあります。
それが「黄金温泉」。
山奥ではなく農村地帯にポツンとある5月から10月の間だけ入れる知る人ぞ知る温泉です。
公共交通機関でも行ける
ポツンと秘湯ですが、2021年にリニューアルされたため非常に綺麗です。
車でないと行けない秘湯のように見えますが、黄金温泉のあたりはニセコ町の“にこっとバス”の運行範囲内なのでバスを利用して黄金温泉まで行くことができます。
予約制ですが、乗降場所と時間をオペレーターに指定するだけなので特にハードルも高くなく簡単に乗車することができます。
“にこっとバス”をうまく使えばニセコ町内は車がなくても容易に観光ができますよ
農家が経営する温泉
農家の方が経営している温泉なので野菜の販売もあります。
これが道の駅よりも安くてお買い得ですが販売数が少ないので遅い時間に行くと無くなっていることが多いです。
他にもとれたて新鮮野菜や美味しい蘭越米を使用したカレーなどもあります。
駐車場には足湯があるので、足湯にのんびりと浸かりながら美味しいカレーを食べるのもいいかもしれませんね。
シャンプーなどもある
北海道(特に道東)に結構多いポツンと秘湯。
この手の温泉は高確率でシャンプーなどがなかったりしますが、こちらの温泉にはシャンプーやボディーソープが備え付けられています。
なのでタオル以外のものは持っていく必要はないのもありがたいですね。
浴室も内湯と露天風呂がありとても綺麗です。
泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉。
つるつるとした優しい美肌の湯で、黄金温泉は加水、加温、循環なしの源泉かけ流し温泉となっています。
開放的な露天風呂
行った日は山の方が曇っていたため見られなかったですが、晴れた日は露天風呂から羊蹄山やニセコの山々が見渡せる絶景が楽しめます。
露天風呂には小さな五右衛門風呂と打たせ湯があります。
黄金温泉のお湯は炭酸ガスが含まれています。
気化して失われやすい成分の為大きな浴槽だとわかりにくいですが、小さな五右衛門風呂だと炭酸ガスが多く残っているため浸かるとあっという間に泡に包まれます。
内風呂よりも温めの設定となっているためニセコの山々を眺めながらのんびりと極上の炭酸泉を楽しむことができるのは黄金温泉ならではですね。
■黄金温泉
【住所】北海道磯谷郡蘭越町黄金258-1
【アクセス】JRニセコ駅からにこっとバスを利用
※8:00~19:00までの好きな時間帯に乗車できます(予約制)
【営業時間】9:00~19:00
【営業期間】5月~10月(期間中無休)
【入浴料金】500円
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話