“つぶ焼き かど屋”釧路では飲んだ後の〆はつぶ焼きが定番!?絶品秘伝のタレで焼いたつぶ焼きは釧路名物の一つ

飲んだ後の〆といえば、ラーメンが一般的だったりします。

最近では〆パフェも流行っていますが、釧路ではラーメンでもパフェでもない一風変わった〆料理があります。

それは、“つぶ焼き”。

釧路では夜の〆の定番となっているのが、かど屋のつぶ焼きなのです。

釧路で50年以上続くつぶ焼き

かど屋は、つぶ焼き一筋で50年以上も釧路の繁華街で看板を守り続けています。

メニューもとってもシンプルで、つぶ焼きとラーメンとお酒とジュースだけ。

まさにつぶ焼きを食べるためにあるといったお店です。

なので夕飯で食べるというよりも〆に寄るお店なので混みあいだすのは22時過ぎ。

夕飯時とかに行くとガラガラなのですぐ食べられたりします。

使用するのは厚岸産青つぶのみ

店内はカウンターと小さなテーブルが少しあるだけでこじんまりとしています。

厨房の焼き網には、綺麗に青つぶが並んでいて食欲もわきますね。

カウンター席ならば目の前で焼いている光景を見ることができますよ。

使用しているのは、厚岸産の青つぶで、刺身用に使用するマツブと違い、熱を加えるとうまみが増す美味しい貝です。

秘伝のたれの極上つぶ焼き

注文を受けてから焼くので、出来立てはとっても熱々。

まずは、貝殻の口までなみなみと入っている創業当時から変わらぬ秘伝のたれをこぼさないように飲みましょう。

独特の甘みが口の中に広がり思わず笑顔になってしまう美味しさです。

たれを飲んだ後は、竹串を使って身をひねり出します。

初めて食べる人にはこれが意外と難しいらしく、お尻の方が切れてしまう人が多いようですが、そんなときでもお尻で切れてしまった身を綺麗に出す裏ワザを店主さんが押してくれるので尋ねてみるといいででしょう。

ラーメンも見逃せない

釧路といえば、札幌・函館・旭川に次ぐ北海道第四のラーメン。

一般的に釧路のラーメンは、細麺であっさりとしたあじわいです（京風ラーメンみたいな味です）。

しかし、かど屋のラーメンは他とはちょっと違うまるで富山ブラックのような真っ黒なラーメン。

富山ブラックのように味が濃いのかと思いきや、見た目に反してあっさりした味でスープまで全て飲み干せてしまう美味しいラーメンです。

酒飲みたちの意見を取り入れたラーメンのようなので、口当たりまろやかで優しい味わいを楽しめるラーメンですよ。

釧路で飲んだ後は、〆にかど屋に寄ってつぶ焼きとラーメンは外せませんね。

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