釧路から東へ50kmほどに位置する北海道有数の牡蛎の産地“厚岸町”。
春と秋には牡蛎祭りも行われ、多くの人が牡蛎を求めにやってきます。
そんな厚岸町には北海道内の道の駅ランキングで10年連続1位達成という大人気の道の駅「厚岸味覚ターミナル・コンキリエ」があります。
最近では妙な外人がダンスを踊るCMが話題にもなっていますよ(変わったCMということで全国放送されたこともあります)。
レストランは3店舗
飲食部門10年連続1位という道の駅、やっぱりお勧めはレストラン。
2階部分に3店舗のお店がありそれぞれ異なるスタイルの牡蛎料理を味わうことができます。
中でも厚岸産の牡蛎を色々な料理でアレンジして、お手頃な価格で提供する「レストランエスカル」は、休日は開店時間の11時前から並ぶ人気ぶりです。
えもん丼、かき弁天島丼、かきぶた合戦丼、牡蛎のハイカラ丼、あっけし牡蛎ステーキ丼など他では味わえないオリジナルな牡蛎料理がたくさんあって迷ってしまいます。
3種類の調理法が楽しめる
中でもお勧めなのはあっけし牡蛎ステーキ丼。
バターソテーした牡蛎をどんぶりにしたものに、カキフライ、生ガキ。
焼き・揚げ・生、3種類の調理した牡蛎をそれぞれ食べられてしまう牡蛎が好きな人にはたまらない一品ですね。
厚岸の身が大きく濃厚な牡蛎を色々な調理法で楽しめるお店なので、色々な料理を試しに何度も訪れたくなりますね。
魚介や肉類など70種類以上
2店舗目は併設の市場の生け簀から好きな食材を選んで炭焼きをする「炭焼炙屋」。
厚岸で水揚げされる牡蛎、ホタテ、あさりなど魚介類以外にも、肉や野菜など70種類以上あるので、選ぶ楽しみもありますね。
45分間で4500円ですが、焼き牡蠣食べ放題という牡蛎好きにはたまらないメニューもあったりします。
牡蛎は1つ200円前後なので45分間で23個以上食べないと元が取れないので早食いもできないと少しきついかもしれませんね。
炭焼きで楽しむ
選んだ食材は炭焼きにして食べます。
食材によってはかなり時間がかかるものもあるので、焼きあがるまでしばし待機です。
だいたい10分くらい待つと貝類は殻が開いてくるので、殻が開いてきたら食べごろですよ。
厚岸で獲れた新鮮な食材を目の前の炭火で焼きながら楽しむことができるのもコンキリエの魅力の一つですね。
団体ツアーが利用する率が高いので、行楽期は席が少なくなっていることもあるので要注意ですね。
おしゃれなバルもある
3店舗目は「オイスターバルピトレスク」。
ピザやパスタといったイタリアンを使ったメニューが中心です。
厚岸湖が一望できる窓側にお店があるので景色は一番いいですね。
厚岸で獲れる3種類の牡蛎(まるえもん・かきえもん・金のかきえもん)と厚岸ウイスキーで味わうセットが人気です。
ウイスキーは飲むのではなく、牡蛎に垂らして食べるまさに大人の味。
ウイスキーの本場スコットランドのアイラ島でも、牡蛎にウイスキーを垂らして食べる食べ方を行っているようですよ。
牡蛎を使ったご当地ソフトクリーム
地元の名物を使ったご当地ソフトクリーム。
うに、ほたて、ししゃもなど魚介を使ったちょっと危険なご当地ソフトクリームが意外と北海道には多く、厚岸町のご当地ソフトにも牡蛎を使っています。
とはいっても牡蛎をそのままというわけではなく、モカソフトにオイスターソースを加えたものなので牡蛎の風味は全くなく普通のモカソフトなので安心できます。
1階は物販コーナー
1階は物販コーナーです。
CMですっかり話題となった謎の外国人。
コンキリエのグッズにもなってしまいましたが、あの外人は何者なのか道内では結構話題になりました。
英会話学校の教師など色々な説がありましたが、最近その正体が判明しました。
謎の外国人はフリーの素材で、後ろに背景を付け加えているだけだったみたいです。
今年も新バージョンCMが流れており厚岸味覚ターミナル・コンキリエ絶賛営業中です。
どんなCMか気になる人はYouTubeで見ることもできますよ。
■厚岸味覚ターミナル・コンキリエ
【住所】北海道厚岸郡厚岸町住の江2-2
【アクセス】JR厚岸駅から徒歩5分
【営業時間】9:00~21:00(4~9月)、10:00~19:00(10~12月)、10:00~18:00(1~3月)※各レストランは11時から
【営業期間】月曜日
この記事を書いた人:コイチ