岩見沢市の東山という地域に明治37年から昭和54年まで、この地に玉泉館という温泉旅館がありました。
岩見沢市随一の鉱泉として、数百年前にアイヌの人たちにより発見された地で、真冬でも凍結することなく、鹿や鳩が数多く生息し傷をいやしていたといわれています。
そんな温泉旅館があった地ですが、旅館廃業後はその面影は全くなくなっていましたが、岩見沢市民の要望により昔の姿を復元した日本庭園が誕生しました。
四季の彩りを楽しめる庭園
昔の玉泉館を再現した日本庭園で、中央に大きな池があります。
季節によって彩りを変える木々が植えられているため、さまざまな装いを見ることができます。
特に綺麗なのが5月の桜の季節と10月の紅葉の季節です。
池の周りに桜の花が咲き誇るとても綺麗な庭園が楽しめます。
池の周りは散策路となっているので散策することもできます。
入園料は無料
住宅街にある庭園ですが、なかなか風光明媚な庭園です。
東京でいえば六義園のような都心の中にポツンとあるオアシスみたいな感じですが。
東京の庭園は場所的に有料のところが多いですが、玉泉館跡地公園は無料なので誰でも気軽に利用することができます。
かなりマイナーな庭園なので岩見沢市民以外はあまり訪れることもないですが、なかなか侮れない桜スポットですよ。
駐車台数はあまり多くないですが、駐車場も完備されているので車での来訪も可能です。
桜の見ごろは5月上旬
桜の見ごろは5月上旬ごろです。
札幌市よりも北にあり雪も多い所なので桜の開花は若干遅めです。
円山公園あたりの桜が終わったころにこの辺りは見頃を迎えるのでGWの後半あたりに行くと綺麗な状態で見られるでしょう。
30分くらいでぐるり一周できますので、美唄市の東明公園など空知地方の桜を見に行く際にちょっと立ち寄ってみるのにお勧めなスポットですよ。
■玉泉館跡地公園
【住所】北海道岩見沢市東山3-3-1
【アクセス】JR岩見沢駅から北海道中央バスかえで団地循環線に乗車し、福祉センターで下車(1時間に1~2本)
【休園日】11/4~4/28
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
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179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話