北海道を代表するお菓子メーカーの六花亭。
NHK連続テレビ小説「なつぞら」でもモチーフとなったことで本州でも話題になりました。(同じく十勝地方の菓子メーカー柳月と合体していましたが…)
六花亭の名前にもなっている六花は、カタクリ・エゾノキンリュウカ・オオバナノエンレイソウ・シラネアオイ・ハマナシ・エゾリンドウの6種類で十勝六花と言われています。
六花亭が運営している十勝六花が見られる“六花の森”を紹介します。
花咲く六花亭
恐らく北海道でしか放送していない六花亭のTVCMですが、特徴的なメロディーのバックで十勝六花が咲いている綺麗な景色が映されます。
カタクリから始まりエゾリンドウで終わる十勝六花。
この中でエゾリュウキンカ・オオバナノエンレイソウ・シラネアオイは同じような時期に見ることができます。
花咲く六花亭というCMのキャッチフレーズのように色々な花が見られる5月下旬がお勧めですよ。
敷地面積の半分以上を占めるオオバナノエンレイソウの森
北海道の山林に行くと見ることができるオオバナノエンレイソウ。
北海道では割とよく見かける花ですが、咲くまでに10年以上もかかるので種から育てると非常に大変な植物です。
咲いた後は10年以上毎年花を咲かせるので、寿命は20~50年と非常に長いです。
ぽつぽつと纏まって咲く状態はよくありますが、森一面がオオバナノエンレイソウで埋め尽くされる群生地は六花の森だけです。
可憐な白い花で埋め尽くされる庭園は見応えありますよ。
坂本龍馬の子孫・坂本直行がデザインした包装紙
六花亭の包装紙というと十勝六花が描かれた花柄の包装紙です。
北海道観光した際には一度は見たことがあるデザインだと思います。
この包装紙をデザインしたのは坂本直行さんという方ですが、実は坂本直行さん“坂本龍馬”の子孫なんですよ。
坂本龍馬の子孫が北海道へ渡っていたというのは意外と知られていません。
温かみのある花が描かれた六花亭の包装紙を部屋の壁一面に貼られた花柄包装紙館もあります。
市街地にある六花亭本店の喫茶室のクッションも包装紙と同じものですが、こちらはおしゃれな感じなのでちょっと欲しくなりますね。
■六花の森
【住所】北海道河西郡中札内村常盤西3線249-6
【アクセス】JR帯広駅から十勝バス広尾行きに乗車し中札内小学校で下車徒歩15分(1時間に1本程度)
【開催時間】10:00~17:00
【定休日】10月下旬~4月下旬
【料金】1,000円(シーズンパス1,500円)
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話