本州で水芭蕉といえば、栂池や尾瀬といった高地に咲くイメージですが、北海道内では市街地でも普通に見ることができます。
雪解けが終わると最初に見頃を迎える花です。
今回は新千歳空港に近い安平町早来にある富岡みずばしょう園を紹介します。
札幌近郊では一番の水芭蕉群生スポット
以前はりんくう公園という名称で知名度も低かったですが、最近は富岡みずばしょう園と名前を変え、安平町のウェブサイトでも紹介されるスポットになりました。
園内をびっしりと埋め尽くす水芭蕉は、札幌近郊では一番数が多いスポットです。
公共交通機関もありますが、本数が少ないため車のほうがアクセスしやすいです。
水芭蕉の花ってどの部分?
水芭蕉というと白い部分が目立ち、これが花と思っている人がほとんどではないでしょうか?
実はこれは花ではなく中心部にある黄色いツブツブが花です。
白い部分は苞という葉っぱが変形したものです。
水芭蕉の見頃は?
手に届くくらい間近でみることができます。
見頃は4月中旬からGWにかけてです。
道道10号線と道道258号線との分岐点にあり、看板もあるので迷うことなく行くことができます。
水芭蕉の以外に見られる春の野草
園内に咲いている花のほとんどが水芭蕉ですが、水芭蕉以外にもフクジュソウやキクザキイチゲなど、春の野草も楽しむことができます。
空港から近く車の場合はアクセスがしやすいので、GWに北海道へ遊びに来てレンタカーを空港付近で借りた場合は、寄り道することをお勧めします。
富岡みずばしょう園(旧りんくう公園)
【住所】北海道勇払郡安平町早来富岡259-1
【アクセス①】JR千歳駅からあつまバス厚真行きに乗車し富岡で下車です(1日3本)
【アクセス②】JR早来駅から徒歩4km
【見られる時期】4月中旬~5月上旬
この記事を書いた人:コイチ
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