苫小牧・日高

“樽前山”の夕日と朝日どちらがお好み?紅葉で人気の秋の樽前山で見られるもう一つの隠れた絶景

北海道百名山の一つにもなっている樽前山。

新千歳空港からもその特徴的な頂が望める苫小牧市のシンボルともいえる山です。

樽前山7合目まで車で行けるかつ山頂が立入禁止となったためかなり手前が山頂となったため早い人ならば30分もかからずに登ることができるお手軽な山です。

秋の紅葉シーズンは早朝から混雑する人気の山ですが、そんな樽前山の秋で紅葉以外でも楽しめるのが朝日と夕日です。

秋は日の出と日没時刻がちょうどいい

日の出も夕日も通年で見ることができますが、夏の北海道は日の出が午前4時過ぎと非常に早く、日没は午後7時過ぎと遅いです。

ですが秋の日の出は午前5時30分過ぎ、日没は17時過ぎと日の出はまだ若干早いものの夏よりはいい時間帯となります。

そして夏と違い空気が澄んでいるため周りの山々も綺麗に見えてとても良い季節です。

ただ1000mを超す山頂なので気温が一桁台となるため温かい格好をする必要はあります。

羊蹄山と支笏湖を望む夕日

朝日は登山道からも見られますが、夕日は山頂まで行かないと見ることができません。

ゆっくり歩いても山頂まで1時間かかりませんが、16時頃には登山口を出発した方がよいでしょう。

樽前山は気軽に登れる山ながら景色が非常にいいため、景色を見ながら登るとあっという間に時間が過ぎてしまうので要注意です。

支笏湖、羊蹄山、太平洋360度見渡せる山頂へ着くと待ちに待った夕日とご対面。

ゆっくり歩いても1時間もかからないお手軽な山とは思えない光景です。

日中と比べると登山者はかなり少なくなっていますが、夕日を目的に登る登山者も比較的多く無人にはならないので熊の心配が少ないのもいい所です。

ライト持参がお勧め

夕日が完全に沈んでしまうとあっという間に暗くなります。

下山では徐々に明かりがつく苫小牧市の光景もみることができますが、あまりゆっくりしていると気が付いたらあっという間に真っ暗です。

とはいえ駐車場のある7合目登山口までは歩きやすい下り道なので20分もかからずに到着できます。

登山口までは一本道で迷うこともないですが、駐車場付近が森の中となり足元が暗くなるのでスマホのライトでも対応はできますが、懐中電灯など明かりを持っていた方が安心できますね。

登山慣れしている人は苫小牧市の夜景を見てから下山する人もいるようですよ。

朝日も綺麗な樽前山

樽前山周辺に高い山がないため山頂からは360度の光景が楽しめます。

海側は一切遮るものがないため太平洋が綺麗に見え、朝日も綺麗に見ることができます。

秋は紅葉登山として多くの人が訪れるため、早朝から山頂駐車場は大混雑です。

5時前には山頂駐車場は満車近く埋まってしまうため、車中泊できる人は前泊がお勧め。

車中泊する人はそれほど多くないので夜の駐車場は比較的空いています。

朝日は登山道の途中からも見える

樽前山の登山道は見晴台を過ぎると森林限界を迎え、山頂まで行かなくても太平洋が見えてきます。

海が見えるスポットならば20分もかからないで到着できます。

日の出は日高の方か太陽が上がり苫東の工場群が赤く照らされるのでとても綺麗です。

日没と異なり日の出はどんどん明るくなるためこの後も秋の樽前山を存分に楽しむことができるのがいいですね。

紅葉シーズンの週末は7時過ぎには規制が始まるので、朝日が見られる早朝や前泊するのがお勧めですよ。

■樽前山

【アクセス】公共交通機関はありません

※支笏湖湖畔から7合目登山口まで約14km

タクシーで5000円程度かかります

この記事を書いた人

コイチ

気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
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