渡島半島の太平洋側、茅部郡森町の松屋崎から室蘭市の絵鞆半島チキウ岬までの円形状の海域を噴火湾(ふんかわん)と言います。
内浦湾(うちうらわん)、胆振湾(いぶりわん)とも呼ばれています。
その昔、イギリスのブロートン海尉が噴火湾を訪れた時、周囲を取り囲む森町の駒ケ岳や虻田郡洞爺湖町の有珠山などの火山を見て
「これはVolcano Bayだ」と語った事が名前の由来だと言われています。
噴火湾沿いの町は漁業が盛んな地域で、特に北海道を代表する海産物『ホタテ』の養殖が有名です。
貝に穴を開け、テグスを通しロープに吊るして海中に沈める『耳吊り』という方法で、プリプリの肉厚なホタテを育てています。
この噴火湾、快晴の日には北海道の名所森町の駒ケ岳、後志の羊蹄山、室蘭市の白鳥大橋の3ヶ所を見る事が出来ます。
二海郡八雲町の東野地区の道央自動車道の落部インターチェンジから、落部地区にかけての国道5号線沿いが私のオススメ絶景ポイントです。
交通量が多いのでじっくりと見てみたい方は、道路沿いの駐車場やコンビニなどに停車する事をオススメします。
曇りの日は霞んで見えませんが、これからの時期(秋)は空気も澄んでいるので、遠くまで見通せると思います。
海の向こうに白い白鳥大橋を見つける事が出来た日は嬉しくなります。
ただ先ほど説明したように交通量が多い場所なので、運転中は景色に気を取られて事故を起こさないよう、十分に注意して下さいね。
この記事を書いた人:渡辺リリオ
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