つつじで有名な道南の恵山は函館市の東側にあります。
平成の大合併で恵山町と函館市が合併したためここも函館市内になります。
路線バス利用の場合ほぼ海抜0メートルから登るため、高低差が600m以上ありますが、車の場合は400m地点まで車で登れます。
駐車場の前は迫力ある恵山の噴火口を楽しむことができます。
恵山は古くからある活火山の霊場のため、多くの観光客が訪れます。
途中に津軽海峡が見渡せる展望台があるため、山頂まで行かなくても景色が楽しめてしまいますが、せっかくここまで来たのなら1時間くらいで山頂まで行けるのでぜひ山頂まで行ってみることをおすすめします。
駐車場から登山口まで500mほど歩きます。
途中秋吉台のようなカルスト台地の風景も楽しむことができます。
ここを歩く観音コースも400mほど道が整備されています。
駐車場から10分ほど歩けば登山口に到着します。
まっすぐ進むと椴法華のホテル恵風近くまで行くことができます。
ここから2kmほどの距離です。
7割以上階段なので歩きやすいです。
ゆっくり歩いても1時間あれば山頂に到着できます。
山頂へ行く途中には火口を見下ろすことができるスポットもあります。
黙々と立ち上る噴煙をみると恵山が活火山なことがわかります。
さらに登ると海が見えてきます。
椴法華の市街地と白い灯台の近くにホテル恵風見えます。
海の満潮で温泉があらわれる水無海浜温泉もここにあります。
山頂付近が少し崩れているところがありますが、特に危険なところはなく山頂に到着できます。
危険はないですが山頂には虫がたくさんいるので虫除けは持っていたほうがよいです。
山頂の奥に見える島は青森県です。
山頂には鳥居と建物があります。
建物の扉を開けて中に入ると恵山大権現の社があります。
ここは漁師さんたちが豊漁を願って毎年祈祷をしている大切な場所のようです。
ここから青森県までは20kmちょっとのため本州がすぐそこに見えています。
このあたりの正面が下北半島のむつ市方面で奥に小さく見えているのが恐山です。
せたな町の太田山神社はやや危険ですがここは気軽に登ることができます。
5月下旬から6月上旬はエゾヤマツツジ、6月下旬はエゾイソツツジがとても綺麗なところです。
やや歩きますが公共交通機関でも比較的行きやすい所です。
■恵山
【アクセス】JR函館駅から恵山御崎行きに乗車し恵山登山口で下車です(1日8本)
※バス停から山頂までは2~3時間です。
この記事を書いた人:コイチ