「冬の湿原号」北海道唯一のSL運行
以前は函館~大沼公園間や札幌~ニセコ間も走らせていた観光用SLも、現在毎年運転している区間は釧路~標茶間の「冬の湿原号」のみとなっています。
景色のいい釧路湿原の中を運行するSLは毎年人気で、多くの観光客を楽しませています。
釧路から標茶までのんびり2時間ほどの小旅行が楽しめます。
迫力あるSLを撮影してみよう
標茶町内の国道391号線沿いには、SLが撮影しやすいポットがいくつかあるので今回ご紹介します。
1箇所目は標茶市街地を過ぎルルラン通りを少し進んだところにある五十石橋です。
橋の横に駐車スペースがあるので、車をここに止めて見ることができます。
高い位置から颯爽と走るSLが見られます。
タンチョウがやってくる「茅沼駅」
釧網本線にある茅沼駅は、全国でも非常に珍しい丹頂鶴がやってくる駅として人気があります。
駅からすぐのところには茅沼温泉もあり、温泉に入ることもできます。
冬はほぼ茅沼駅でタンチョウをみることができます。
SLが汽笛を鳴らすと驚いてタンチョウが飛び立つことがあるので、運がよければ羽ばたいているタンチョウとSLを一緒に撮ることが出来ます。
湿原のなかを走るSL
最後に紹介するのは塘路駅近くにある三角点展望台です。
サルルン展望台の少し先にある絶景スポットで、塘路湖と湿原の中を颯爽と走るSLを見ることができます。
天気が良ければ雄阿寒岳なども見える眺望の良いところなのでオススメです。
今回紹介したスポットはほんの一部ですが、釧路市の釧路川鉄橋、釧路町の岩保木、釧路神社など良いスポットはたくさんあります。
また乗車してのんびりと流れる車窓を眺めながら標茶まで行くのもオススメです。
SL冬の湿原号
【運転時刻】
釧路 | 東釧路 | 釧路湿原 | 塘路 | 茅沼 | 標茶 |
11:05 | 11:12 | 11:38 | 11:58 | 12:12 | 14:00 |
標茶 | 茅沼 | 塘路 | 釧路湿原 | 東釧路 | 釧路 |
14:00 | 14:25 | 14:48 | 15:07 | 15:33 | 15:40 |
【運転日】1月~2月
※2019年は1/26,1/27,2/1~2/12,2/15~2/17,2/21~2/24
この記事を書いた人:コイチ