2005年に浜益村は隣の厚田村と共に石狩市へと編入しました。
そのため各地域で秋に行っていたお祭りは全て石狩市での開催ということになり、現在は石狩三大秋祭りとして盛大に行われるようになりました。
開催順序は「浜益ふるさと祭り」⇒「厚田ふるさとあきあじ祭り」⇒「石狩さけまつり」と北から順にスタートし、すべてのイベントに行くことが可能なスケジュールとなっています。
サケの即売会が安い
最初にスタートするのは、旧浜益村ですが札幌市の隣の石狩市といっても空知地方の滝川市の方が近い場所にあるため札幌市街地から2時間以上かかります。
札幌方面からの場合、浜益に行く唯一のバスが札幌発が夕方、浜益発が朝の1本のみのため公共交通機関を利用して日帰りで行くのは非常に難しい所です。
浜益は陸の孤島のような場所なので、三大祭の中で一番小規模な祭りですが、鮭の価格が一番安くてお得です。
札幌からも遠く行きづらいということもあり鮭即売会も長蛇の列になっていないので買いやすいです。
ただし捌いてはくれないので自力で鮭をおろすことができる人限定となります。
浜益の郷土芸能を披露
浜益はかつてニシン漁で栄えていた所でした。
そんなニシンが豊漁だった頃の浜益の様子を再現したのが“浜益沖揚げ音頭”と“浜益豊漁太鼓”。
地元の小中学生によって披露される浜益村の郷土芸能です。
ステージイベント的なものはこれだけとなっています。
飲食ブースも小規模
浜益ふるさと祭りは、飲食ブースもそれほど多くありませんが、浜益港で水揚げされた新鮮な海の幸を食べることができます。
会場で販売している海鮮や浜益牛をその場で焼いて食べるBBQコーナも登場します。
規模は小さいですが、物販の値段も厚田や石狩より安く設定されているのがいいですね。
参加型イベントあり
タレントが登場してのステージショー的なものはありませんが、浜益ふるさと祭りは一般参加型のイベントが多くあります。
厚田と石狩は有料のものが多いですが、浜益のイベントはすべて無料です。
コーラ早飲みやカラオケ大会など飛び入り参加も可能なものから、抽選で当たれば参加できる海鮮運び競争まで色々です。
海鮮運び競争は鮭ではなく、何と生きたタコを運ぶといったものです。
ヌルヌルしてなかなか気持ち悪いですが、上位入賞すると鮭など浜益の特産品をゲットできますよ。
ビンゴも開催
午後にはビンゴ大会も開催されます。
ビンゴカードは1枚100円と有料ですが、商品はかなり多く何かしら当たる可能性はあります。
いい商品にはテレビやゲーム機や海産物もあるので、100円でゲットできればかなりラッキーですね。
私も購入したところどら焼きが当たりました。(地元名産のどら焼きはかなりの数あります)
餅まきも当たり付
ふるさと祭り系のイベントでは、行われることが多い餅まき。
浜益村の餅まきは、ただの餅ではなく当たりくじ付きです。
餅まきの中には鮭、浜益の名産品、温泉施設の入浴券など色々とあります。
そのため通常の餅まきよりもかなりエキサイティングなイベントとなるため怪我をしないように注意しましょう。
屋台も少なくイベントとしては小規模ですが、無料で参加できるものが多く石狩三大秋まつりの中では一番お得に楽しめるお祭りとなっています。
■浜益ふるさと祭り
【開催】9月中旬(2023年は9月18日)
【開催時間】10:00~14:00
【開催場所】川下海浜公園イベント広場
【アクセス】留萌から特急ましけ号札幌行きに乗車し、川下で下車
※留萌発が7時台の為前日に留萌市内に宿泊しないと乗車できません
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話