十勝地方といえば、食料自給率は驚異の1,100%という日本最大の食糧基地です。
そんな十勝の美味しい野菜たちが格安なお値段で購入できるお店が帯広市のお隣芽室町内にある“JAめむろファーマーズマーケット愛菜屋”。
JAめむろが運営している農家直営の八百屋です。
隣町といっても帯広市街地からわずか10km。
帯広市との境界線から近い場所にあるため帯広市民にとってもちょっとしたお買い物程度で立ち寄れるスポットな為とても賑わっています。
季節の野菜がずらり
農家直営のお店なので収穫物がない冬季はお休みで、例年GW頃から11月下旬までの営業となります。
春は主に苗やアスパラ、夏はとうもろこし、秋はかぼちゃやジャガイモといったものがメインで並びます。
特に賑わうのがとうもろこしの時期。
芽室町はとうもろこしの生産量が日本一ということもあり色々な種類が出回ります。
採れたてのとうもろこしは甘くてジューシーなのでその味を知ってしまうとスーパーで売っているものは食べられなくなってしまう美味しさです。
白いとうもろこしなど珍しい品種も格安で購入できるということもあり午後に行くと殆ど売り切れているので午前中に行くのが吉です。
じゃがいもの品種も色々
十勝地方といえばじゃがいも。
愛菜屋では芽室町の農家さんが作る様々なじゃがいもを購入することができます。
一般的な男爵、メークイン、北あかりの他にもマチルダ、シンシア、とうや、デストロイヤー、ノーザンルビー、インカのめざめ、インカのひとみと道外のスーパーでは滅多にお目にかかれない変わった品種にもお目にかかれます。
栗のような甘みが強い高級品種のインカのめざめやインカのひとみも格安販売しています。
じゃがいもの品種もある程度時期はありますが愛菜屋オープン中は何かしらの品種を購入することができますよ。
じゃがいもを食べ比べてみよう
とはいえ種類がありすぎて普通の人はよくわからないと思います。
そんな人向けに販売しているジャガイモの食感や調理方法が書かれているちょっとしたメモがあります。
これを参考にして食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。
ちなみにじゃがいもの種類は全世界で2000種類ほどあるそうなので、なかなか奥が深い世界ですね。
農協直営のあいす屋も人気
買物の後にお勧めなのが同じ敷地内にある農協直営のアイスクリーム店「あいす屋」。
添加物を使っておらず素材そのものの味わいが楽しむことができます。
牛乳ソフトとジェラートが12種類ほどあり、農協らしく“山わさび”、“トマト”、“アスパラ”、“インカのめざめ”といった珍しい野菜味のフレーバーもあります。
インカのめざめジェラートお勧めです
さつまいものアイスは比較的よくありますが、じゃがいものアイスクリームはちょっと珍しいかもしれません。
インカのめざめを使っているのでスイートポテトのような味わいでなかなかの美味です。
他のアイスも素材の味を十分に引き出しているので外れはなく、どのフレーバーを食べても美味しいので常に混んでいる人気店です。
帯広の人気店が集まる
愛菜屋はめむりーむというショッピングセンター内にあります。
メインは愛菜屋ですが、めむりーむ内には帯広で人気の「インデアン」や「満寿屋パン」などもあるので観光客にはうれしいラインナップとなっています。
インデアンは、かつて札幌のサラリーマンが帯広出張の際に必ず食べて行くというので有名なご当地カレーチェーンで一部道民だけが知っているお店でした。
最近ではSNS等により道外や外国人観光客にもその存在が知れ渡りラッキーピエロと共に北海道ローカルチェーン店として人気のグルメとなっています。
帯広駅近くにある“長崎屋店”と“まちなか店”は常に観光客で賑わっており混雑していますが、ここは郊外にある店舗なので駐車場もありお店自体も広いため比較的空いている穴場店舗ですよ。
■愛菜屋
【住所】北海道河西郡芽室町東めむろ3条南1-1
【アクセス】大成駅から徒歩11分
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】月曜日・木曜日・11月下旬~4月下旬
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話