釧路市の冬の風物詩ともなっているSL冬の湿原号。
毎年1~3月にかけて釧網本線の釧路から標茶間を運転しています。
2000年より運行している人気列車で北海道唯一のSL運転となっているため人気があります。
そんな颯爽と走るSLが見られるスポットが沿線にはいくつかありますが、車がなくてもお手軽に行けるスポットが釧路市街地にあります(駅や中心街から歩いて行けます)。
それが今回紹介する舟着き広場です。
釧路川鉄橋の目の前にある
舟着き広場は、釧路川に沿ってある公園で駐車場も完備されています。
幣舞橋から1.4kmの間遊歩道も整備されているのでリバーウォーキングも楽しめ、地元住民は岸壁で釣りをしたりもしています。
舟着き広場は、釧路川鉄橋の目の前なので釧路駅を出発する釧網本線と根室本線両列車を見ることができるスポットです。
地元の人にとっては何の変哲もない川沿いの公園なんですが、SL運行時には公園からあふれんばかりの人でにぎわいます。
ここは無料駐車場も完備されていますがSL運行時は1時間以上前に行かないと駐車場があふれてしまうくらいので要注意です。
定期列車は1日30本通過する
SL撮影が人気のスポットですが、夏の釧網本線にはノロッコ号、花咲線には観光促進向けのラッピングトレインも走っているのでSL以外にも色々な車両が見られるのがこの線区の特徴です。
SLが通過する間にも何本か通過列車があるので練習で撮影するのもいいかと思います。
釧路川鉄橋は釧網本線と根室本線の両列車合わせて上下30本の定期列車があるので、他の閑散区間よりは列車が見られる確率が高い所です。
ただ全く来ない時間帯もあるので時刻は調べておいた方がよいでしょう。
汽笛を上げて出発
釧路駅から近い場所にある舟着き広場では、釧路駅を出発する際に鳴らす汽笛の音が聞こえてきます。
黒煙を上げながら近づいてくるSLの様子がわかるのでワクワクしながら待つことができます。
釧路駅を出発して2~3分以内に釧路川鉄橋までやってきます。
釧路駅を出発した直後なので釧路川鉄橋通過時は時速20km程度して出ていないためかなりゆっくりと走っているのでシャッターチャンスは沢山ありますよ。
撮影のおススメは午前中の釧路出発
釧路と標茶間を1日1往復するSL冬の湿原号。
釧路に帰ってくるSLも釧路川鉄橋を渡って釧路駅へと向かうのですが、標茶駅にSL転車台施設がないためSLが逆向きでやってくることになります。
午前中といっても11時出発なので比較的時間に余裕があります。
車の場合は駐車場に入れる問題もあるため遅くても10時前には舟着き広場に到着するようにした方がいいですよ。
■舟着き広場
【住所】北海道釧路市材木町15-28
【アクセス】釧路駅から1.5km徒歩20分
※近くに材木町通りというバス停がありますが1日4本しかありません。
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話