函館国際ホテル、ラビスタ函館ベイ、センチュリーマリーナ函館。
この3つのホテルで函館朝食戦争が巻き起こっています。
この中で一番の老舗は函館国際ホテル。
かつては周辺ホテルの朝食はそこまですごくなく、函館国際ホテルの豪華な朝食バイキングを食べるのが一種のステータスでしたが、対抗勢力がすごくちょっと影が薄くなりつつありました。
そこで2018年にリニューアルしました。
そんな老舗ホテルと他2つを比較しながら紹介していきます。
元祖海鮮丼バイキング
函館駅周辺のホテルで最初に海鮮丼バイキングを行ったのが函館国際ホテル。
今ではある程度の値段のホテルに宿泊すると食べることができるのでそれほど珍しくなくなってきました。
函館国際ホテルの海鮮丼のネタは、いくら、いか、エビ、サーモン、ネギトロといった感じで内容的にはラビスタと似ています。
ラビスタはいくらが道内産のようですが、道外産でも味的にはそれほど大差はないです。
センチュリーマリーナはいくらが小鉢提供のためかけ放題ではないですが、本マグロの刺身があるので海鮮丼のランクとしては少し上かもしれません。
ライブキッチンは3つ
ライブキッチンはオムレツ、ラーメン、ステーキの3つ。
オムレツの具材が色々カスタマイズできるのがいいですね。
欲を言えばソースの種類がケチャップとデミグラスだけなのでちょっと寂しいです。
バジル、ホワイトなどセンチュリーマリーナは6種類くらいありましたからね。
ただライブキッチンの数は、ラビスタがオムレツのみ、センチュリーマリーナがオムレツと麺類だけなのでライブキッチンの多さは函館国際ホテルが一番です。
ただ湯の川温泉の万惣はもっと多いですが…
朝からステーキ
鉄板焼きコーナーがあるのは函館国際ホテルだけで、朝から牛ステーキが食べられます。
以前は鶏肉と豚肉と羊肉も選べたのですが、現在は牛ステーキのみとなりました。
選べる肉が少なくなったからなのか以前より肉の質が良くなったような気がします。
殆どの人が海鮮丼にしてしまいますが、お肉のステーキ丼にするのも有ですね。
朝からワイン
朝からシャンパンがあると話題となったセンチュリーマリーナですが、函館国際ホテルも朝からシャンパンがあります。
これは以前なかったので、もしかしたらセンチュリーマリーナを意識したのかもしれませんね。
シャンパン以外にも赤ワインもあってお酒の種類が一つ多いです。
ただ個人的に少し残念だったのが、以前は山川牧場の牛乳だったのが函館牛乳に変わってしまったこと。
ここだけに限らず何故かどこのホテルに行っても函館牛乳が出てきます。
これからも続く函館朝食戦争
新幹線が開業し函館駅周辺も再開発が進み新しいホテルが次々と登場しています。
最近できたJRインでは、朝食バイキングに回転寿司レーンがあり、また新たな名物ホテルができてきています。
そして駅前だけだった朝食戦争が湯の川地区にも飛び火しており、湯の川地区のホテルのバイキングもすごいことになっているようです(ヒューイットリゾートが凄いらしいです)。
刻々と進化していく函館周辺のホテルバイキング、今後も目が離せませんね。
■函館国際ホテル
【住所】北海道函館市大手町5-10
【アクセス】JR函館駅から徒歩7分
【宿泊料金】1泊朝食付き7000円~
【朝食のみ】2500円
この記事を書いた人:コイチ