2022年4月15日に、道東自動車道音更帯広IC近くの柳月スイートピアガーデン東隣に、施設を巨大化した“道の駅おとふけ”が移転オープン。
旧道の駅は中華バイキングのレストランと地元物産品が少しだけある小さな道の駅でしたが、充実したフードコーナーに物産コーナーとこれまでと大きく変わりました。
なつぞらの世界を再現
2019年前期に放送していたNHK連続テレビ小説「なつぞら」。
十勝地方を中心としてストーリーを展開していましたが、音更町もその舞台となった自治体の一つです。
そのため新しい道の駅には夏空のロケセットを忠実に再現した“なつぞらエリア”ができました。
柴田家の牛舎、母屋、サイロなどドラマを見ていた人はピンとくるものがあるのではないでしょうか?
牛舎の中にはドラマで登場した小道具なども展示されていて見学することができますよ。
ドラマで登場したお菓子屋も再現
なつぞらといえば「おばた餡サンド」が登場したお菓子屋雪月が有名ですね。
“なつぞらエリア”には、雪月を模した建物があり中に入ることができます。
こちらもドラマのセットを忠実に再現しており、かなり凝ったものとなっていますよ。
建物内には音更町物産協会が売店を営業していますが、せっかくならば雪月の元となった柳月がすぐ隣にあるそちらへ行ってみてはいかがでしょうか。
「あばた餡サンド」のモデルとなった「あんバタサン」を買うことができますよ。
お店が大幅に増えました
メインの物産の方は、これまで中華バイキングレストランが1つだけだったところ、和食、洋食、ラーメン、そばなど十勝の食材を使用したお店が9つもできました。
ただ旧道の駅の中華バイキングレストランは値段も安く結構人気もありましたが、移転後の道の駅にはオープンしなかったことが残念です。
道の駅は9時からですが、飲食コーナーは10時からなのでご注意を。
満寿屋パンも新規出店
帯広市街地に本店を持ち、市内と芽室町に数店舗もつ帯広の人気パン店“満寿屋パン”が道の駅内にオープンしました。
道の駅は9時からですが、満寿屋パンのみ7時30分から営業しています。
規模と種類は他の満寿屋パンよりも小さいですが、道の駅限定商品もあったりするのでこちらも見逃せませんね。
十勝のお土産が充実
旧道の駅の物産コーナーはかなり貧弱で、中華レストラン以外利用者も少ない状況でしたが、移転後の道の駅はかなり充実しています。
音更町内にあるよつば乳業のコーナー以外にも十勝地方全自治体の特産品を取り扱っています。
野菜コーナーもありますが、見た目と品質がかなり良いものばかり取り揃えているため若干値段が高いです。
中札内村など少し郊外にある道の駅の方が野菜は安めに販売していますね。
駐車場も広く色々なお店が開業して生まれ変わった道の駅おとふけ。
高速道路インターからも近いので観光の拠点に使いやすくなりました。
■道の駅おとふけ
【住所】北海道河東郡音更町なつぞら2番地
【アクセス】JR帯広駅から北海道拓殖バス雄飛が丘北区、音更高校行きに乗車し、緑陽台北区で下車徒歩20分(1時間に1~2本)
【朝食営業時間】9:00~18:00(飲食コーナーは10:00~)
【定休日】11~3月の月曜日と12/31~1/3
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話