雲海テラスやアイスビレッジなどで人気のあるトマムリゾートがある占冠村。
占冠と言えばトマムリゾートですが、富良野方面へ向かう国道237号線沿いに温泉があるのはあまり知られていません。
標高400mの地にある温泉宿で、昔の小学校の校舎を利用したぬくもりあるところです。
トマムリゾートからそれほど遠い場所ではないのでアフタースキーにも最適ですよ。
湯冷めしにくい冷鉱泉
湯の沢温泉の浴室は内風呂のみで露天風呂はありません。
他に小さなサウナと水風呂のみと5人くらいでいっぱいになってしまうようなこぢんまりとした浴室ですが、湯冷めしにくい塩化物泉なので極寒の冬には最適な温泉です。
湯の沢温泉の源泉は、水温が10度以下と冷たく薪で沸かしていますが、塩素消毒や加水はしていないので源泉かけ流しのお湯が楽しめます。
かなり冷たいですが隣にある水風呂は、加温前の源泉そのままを楽しむことができます。
サウナで熱くなった時などに良いですよ。
ご当地料理の食べられるレストラン
湯の沢温泉にはレストランが併設されています。
ランチは11時~14時、ディナーは17時~19時30分になっています。
昼と夜でメニューは変わらないので同じものが食べられます。
占冠村特産のエゾシカ肉や山菜メニューが多くありますよ。
ご当地メニューは1000円前後です。
野趣あふれるジビエ
湯の沢温泉名物なのがエゾシカ丼。
占冠村で獲れたエゾシカ肉をたっぷりとつかった丼です。
エゾシカ肉は煮込み料理が多いので、やや硬めで獣臭さもややありますが、甘めのたれが多めにかかっているのでそれほど気にならずに食べることができます(羊肉が食べられる人なら問題ありません)。
他に担々麺もあるので、硬い肉が苦手という人はひき肉になっている担々麺なら食べやすいと思いますよ。
占冠村特産品をお土産に
湯の沢温泉では、占冠村の特産品の販売も行っています。
はちみつや山菜のほかエゾシカ肉の大和煮やヒグマの味噌にもあります。
鹿と熊の缶詰は北海道内の土産店に行くとよく売っていますが、湯の沢温泉のものはほかの売店とは異なります。
それは、原材料のところを見るとエゾシカ(占冠産)・ヒグマ(占冠産)と占冠村で獲れたお肉を使用しています。
恐らく養殖などはしていないので、地元の漁師の方が獲ってきたもので作られていると思います。
エゾシカの方は比較的食べやすいですが、ヒグマはかなり獣臭がきついため人を選ぶ味ですよ。
勇気ある人は訪れた記念に買ってみてはいかがでしょうか。
■湯の沢温泉
【住所】北海道勇払郡占冠村パンケシュル403-2
【アクセス】JR占冠駅から占冠村営バス富良野行きに乗車し、湯の沢で下車(1日3本)
【営業時間】11:00~20:30
【定休日】12/30~1/3
【入浴料】550円(JAF割あり)
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話