小樽といえば運河と夜景を観光の売りにしていますが、日本海に面した町なので夕日も綺麗な所です。
ただ残念ながら観光客がメインで訪れる小樽運河周辺は赤岩山が正面にあるため、夕日を見ることができないので観光的にはあまりメジャーではありません。
今回紹介する祝津パノラマ展望台は、小樽市の人気観光スポットおたる水族館の上にある展望台。
小樽市民にはメジャーなスポットなので夕暮れ時になると大勢の人がやってきますよ。
小樽湾が一望できるパノラマ
夕日のスポットですが祝津パノラマ展望台は日中に来ても絶景スポットです。
小樽市街地はもとより札幌中心部、石狩湾新港の工場地帯の他、晴れている時には暑寒別岳や雄冬岬などまさにパノラマが広がる光景が見えます。
2~3月ごろにはニシンが産卵のために押し寄せ、海を乳白色に染める群来(くき)や、正面に見えるトド岩で野生のトドを見ることなどもできますよ。
赤く染まる高島岬
祝津パノラマ展望台のある祝津地区は、かつてニシン漁で栄えた所です。
祝津には当時をしのばせる鰊番屋がいくつか残っています。
そのうちの一つが眼下の高島岬にもあります。
高島岬の岩場は少し赤みがかっているため夕暮れ時に訪れると岬全体が赤く染まり、昼間とはまた違った光景を見ることができますよ。
積丹岬の向こう側に夕日
日中はそれほど混んでいない祝津パノラマ展望台ですが、夕日の時間が近づくとどこからともなく大勢の人がやってきます。
市街地の港だと山があるため海に沈む夕日が見えにくいですが、ここはちょうど岬の先端なので綺麗な夕日が見られ多くの人がやってきます。
おたる水族館バス停から近いので、公共交通機関でも簡単に訪れることができますよ。
日本海の地平線に沈む夕日
祝津パノラマ展望台は地平線に沈む夕日が見られるスポットです。
公共交通機関の本数も多く小樽市内のバス1日乗車券も使える範囲ですが、観光地としてはややマイナーな小樽市の夕日。
夕飯を食べる前にちょっと寄り道をして、小樽の美しい夕日を堪能するのも小樽観光のお勧めの一つですよ。
■祝津パノラマ展望台
【住所】北海道小樽市祝津3丁目
【アクセス】JR小樽駅から北海道中央バス『おたる水族館』行きに乗車し、終点で下車徒歩5分(1時間に2~3本)
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話