寒さ厳しい冬の北海道は滝まで凍ってしまうこともあります。
基本的に滝は山の方にあるため結構市街地から遠いというのが定番ですが、今回紹介する星置の滝は何と住宅街にあります。
とはいえ札幌市郊外なのでバスに揺られて結構進んだところです。
それでも100km以上も離れた新得町や平取町よりも近く、一番お手軽に見られるスポットですよ。
住宅街にひっそりとある星置の滝
札樽自動車道を越えた先の手稲区金山地区。
かつてはこの辺りは鉱山があったため非常ににぎやかな町でしたが、現在は静かな住宅街です。
星置の滝は金山の住宅街にあり案内看板もあります。
滝は高台の住宅街の下なので看板に従って階段を降ります。
滝の近くに如意輪寺というお寺があり、滝へ向かう階段は圧雪されているので難なく下っていくことができますよ。
如意輪寺からの眺めがおすすめ
橋の手前にある私橋の“立入禁止”の文字が目立つため渡っては行けなそうに見えますが、小さい字で滝見学の方は可能と書いてあります。
橋を渡った先の如意輪寺からの方が木に覆われていない状態で見られるので綺麗ですよ。
かなり気温が下がると滝つぼも凍ることがあるので近づけますが、結構深いのでなかなか分厚く凍りません。
薄い氷の上に雪が積もって一瞬行けそうになりますが、割れて沢に落ちてしまうと腰のあたりまで濡れてしまうのでやめた方が良いでしょう。
紅葉も綺麗な所
星置の滝は紅葉もなかなか綺麗な所です。
少し山の方には星置の滝もあり、こちらはかつての手稲鉱山住宅の跡地にある滝で、手稲鉱山の遺構なども見ることができます。
日曜日は定休日ですが、星置の滝の近くにはベーカリー銀座屋という知る人ぞ知るパン屋の名店もあるので、この辺りを散策するのも面白いですよ。
■星置の滝
【住所】北海道札幌市手稲区金山3条3丁目
【アクセス】JR札幌駅からJR北海道バス手稲鉱山行きに乗車し、星置の滝で下車(1時間に1本)
※途中手稲駅や地下鉄宮の沢駅も通るのでそれらの駅からも乗車可能です
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話