登別温泉とは
北海道登別市にある温泉で、なんといっても魅力は泉質の豊富さ!自然湧出量1日1万トン。
9種類の泉質が湧出していることから「温泉のデパート」と言われ、「にっぽんの温泉100選」では上位にランクインしています。
登別といえば地獄谷
登別は至る所から源泉が湧いていますが、その多くは地獄谷からの湧出です。
約1万年前、倶多楽(くったら)火山の大噴火によってできた爆裂火口の跡地で、今もなお活火山として活動を続けております。
もうもうと立ち上がる熱湯や水蒸気、そして火山ガスが噴出し、あたり一帯硫黄の匂いが漂います。
足湯の源 大湯沼(おおゆぬま)
地獄谷から車で約5分ほど山奥に進むと「大湯沼」があります。
日和山が噴火した時にできた爆裂火口で、周囲約1キロ、ひょうたん型の沼で、沼底では約130度の硫黄泉が激しく湧出し、表面でも約40~50度の熱さ!
駐車場(有料)があるので大湯沼に車を止め、歩いて足湯まで行きましょう。
大湯沼川天然足湯
自然の川がそのまま温泉に!?
大湯沼から溢れ出る湯の流れを利用してできた「足湯」が秘境ともいわれ話題になっています。
大湯沼駐車場から約5分ほど歩くと「大湯沼川探勝歩道入口」の看板があり、ここからが冒険っぽくワクワクします。
足湯までは徒歩約5分、そのまま案内に従って進むのみ!
このような階段から始まります。
足湯までの道のりは整備され歩きやすいですが、階段の上がり下がりが続いてるので運動にもなります。
上流は大湯沼から流れる川の温度が高く、モクモク湯気がたっている川沿いを進んで行きます。
まだモクモクと湯気が上がる川で熱さを体感する人も!
温泉の成分が岩まで付着し緑色に。
長年かけて形成された歴史を感じます。
足湯までもう少し!
足湯到着!
川の窪みを利用した所に丸太を並べた板場があります。
座る時に濡れないように、水泳のビート板のような材質の座布団が掛かっています。
心遣いが嬉しいですね。
タオルの持参は忘れずに!
さっそく裸足になって足を浸しましょう!
川底に溜まった湯の華が巻き上がります。
上流は熱湯ですが、川を流れるうちに適温になります。
泉質は硫黄泉で色はやや灰色がかった乳白色。
足元は天然の石がゴロゴロ転がっているので、足を動かすと足つぼの効果がありますよ!
足湯の温度は約40~43度、場所によって熱いぬるいがあるので、自分好みの場所を見つけてくださいね。
身体の芯までぐっと温まります!
周囲は緑が生い茂り、川の流れる音。
大自然に囲まれ贅沢な時間をお過ごしください。
冬でもしっかり除雪されているので入れます。
寒いので防寒対策、足元は滑るので冬靴の支度はしっかりしてくださいね。
【大湯沼川天然足湯情報】
住所: 登別市登別温泉町
駐車場: 有
(大湯沼駐車場 500円)
お問い合わせ: 登別国際観光コンベンション協会まで
ホームページ: http://www.noboribetsu-spa.jp/
この記事を書いた人:ezo-tabi