函館

鯨のように見える島「武井の島展望台(むいのしま)」

函館市から恵山方面に向かう旧戸井町に武井の島展望台があります。

読み方は「たけいのしま」でなく「むいのしま」です。

看板が小さいのでよく見ていないと素通りしてしまいそうですが、景色のよい場所です。

旧鎌歌小学校が目印

戸井町時代に廃校になった旧鎌歌小学校の校門を通り道なりに進むと、武井の島展望台の駐車場に到着します。

急坂を登りきると駐車場があり、350mほど歩くと展望台に到着します。

戸井トンネルの上にあります

国道の戸井トンネルの上を歩いていきます。

あまり人が来なそうですが、道は整備されているので歩きやすいです。

比較的市街地に近いところなので熊の心配はないかもしれせんが、最近は市街地にも現れるので用心はしておいたほうがいいかもしれません。

歩くこと数分で立派な展望台に到着します。

海と岬が綺麗な展望台

日浦の集落と日浦岬です。

右側の岩がゴロゴロしているところにもかつては手掘りの隧道があり、道として利用されていましたが、現在は崩壊しているため戸井側から日浦岬へは車で行けません。

6月には例祭も

武井の島は高さ57メートル、周囲720メートルの小さな島で、鯨のような形をしています。

島には小さな祠があり、弁天様が祀られています。

毎年6月25日に例祭も行われ、漁船で島に集まり盛大に行われるようです。

鯨に似ていますが名前の由来は、ムイ(オオバンヒザラガイ)という貝に形が似ていることから、武井の島と名付けられたそうです。

晴れている日は下北半島が綺麗に見える景勝地なので、恵山方面に向かうときには寄り道してもいいスポットです。

武井の島展望台

【住所】北海道函館市浜町

【アクセス】JR函館駅から函館バス恵山御崎行きに乗車し、新二見で下車です(1日8本)

この記事を書いた人:コイチ

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