「ホワイトピリカ号」道東の人気観光地をお手軽散策
冬の北海道を楽しみたいけど冬道の運転が怖い、という本州の方にオススメなのが釧路駅発着のホワイトピリカ号です。
予約制ですがネットで予約でき決算も出来るので簡単です。
コースは釧路駅を出発し、鶴見台・屈斜路湖砂湯・硫黄山・道の駅摩周湖温泉・摩周湖・阿寒湖を経て、釧路駅へと戻ってくる総距離200kmを超えるロングランです。
「鶴見台」最初はタンチョウ見学
釧路湿原の前を通りますが、こちらのコースは素通りし、最初の下車観光地は鶴居村の鶴見台です。
朝早い時間はタンチョウが寝床にいることが多いため、ホワイトピリカ号で来た場合たくさんいる状態で見ることは難しいですが、全くいないわけではないのでタンチョウをみることができます。
「屈斜路湖砂湯」白鳥と足湯が楽しめる
鶴見台のあとは国道53号線を北上し、弟子屈町にある屈斜路湖まで60kmのロングドライブです。
車窓からは時々雄阿寒岳を見ながら1時間ほどの移動です。
続いての下車は屈斜路湖砂湯です。
停車時間は20分なので、目の前の足湯に入り白鳥を見たり、売店でお買い物をすることができます。
少し急ぎ足で行けば御神渡りスポットも行くこともできます。
「硫黄山」地球の息吹を感じる
屈斜路湖砂湯から硫黄山まで近いため、移動時間は短いです。
売店が大きいので砂湯より滞在時間が長く、30分あります。
硫黄山は川湯温泉の源で、轟音と噴煙が立ち上がり、地球の鼓動を感じ取ることができる場所です。
レストハウスで販売している地熱を利用した温泉卵は、ぜひ食べておきたい一品です。
「道の駅摩周湖温泉」でランチタイム
ランチタイムは道の駅摩周温泉です。足湯のある道の駅ですが、レストランがなく軽食だけのため、鶴見台から砂湯までの移動時間にメニューを配って、ガイドさんが注文をとっていきます。
定期観光専用の弁当で、摩周の豚丼、サンドイッチ、カレー、ハンバーガー、うどんから選ぶことができ、どれも700円なので普通のお値段です。
「摩周湖」青と白が美しい神秘の湖
昼食後は摩周湖へ移動です。
摩周湖では30分の停車時間があります。
夏場は霧の発生率が高いですが、冬は晴れている日が多いため、綺麗に見ることができます。
定期観光は日中ですが、早朝は霧氷も見ることができ、冬の摩周湖も美しいところです。
川湯温泉に宿泊すると、早朝や夜の星空観察ツアーなど色々と楽しめるようになっています。
最終スポット阿寒湖は下車も可能です
摩周湖を出発すると最終スポットの阿寒湖です。
釧路駅を出発して7時間45分かけて到着です。
阿寒湖温泉に宿泊する人向けに、各ホテル前で降りることができます。
阿寒湖で下車せず釧路空港、釧路駅まで行く人は阿寒湖畔で60分の散策時間があります。
ホワイトピリカ号を利用すると、あいすランド阿寒のレジャークーポンを配布するので、お得に楽しむことができます。
ホワイトピリカ号
【運行期間】1月から3月まで
※2019年は1月10日から3月24日
【時間】釧路駅8:30~阿寒湖15:15~釧路空港17:15~釧路駅17:55
【運賃】釧路駅~阿寒湖4290円、釧路駅~釧路空港5300円、釧路駅~釧路駅5600円
この記事を書いた人:コイチ