1月から5月の間だけ見られる幻の橋
十勝北部にあるタウシュベツ橋梁は、ダムの水量によって浮き沈みする幻の橋です。
1月から凍結した湖に姿を現し、6月以降から沈み始めて8月から10月は湖底に沈んでしまいます。
一番いい季節には見ることができないですが、真冬のぬかびらはアクティビティーが豊富で夏以上に楽しいところです。
その内の一つに湖上でできるわかさぎ釣りもあります。
湖上につりを楽しむ人たちのカラフルな点灯が見えます。
愛好家も多いきのこ氷
糠平湖でタウシュベツ橋梁に次ぐ人気の光景はきのこ氷です。
きのこ氷はダム建設の際にできた切り株に、糠平湖の水位が低くなると切り株が氷を貫いてきのこのような光景が見られます。
これも糠平湖でしか見られない不思議な光景です。
タウシュベツ橋梁までは往復4km
タウシュベツ橋梁から一番近い五の沢付近からは、往復4kmの湖上トレッキングです。
天気のいい日は糠平湖入口からタウシュベツ橋梁まで見えるため、道に迷うことはまずありません。
タウシュベツ橋梁が歩くたびに近付いてくるので、足取りも軽くなります。
国道から1時間くらいで到着することができます。
春よりも絶景が楽しめる
6月頃は水面に反射してメガネのように見ることができますが、湖を横断することができないため東大雪の山々と一緒に見られるのは冬だけです。
十勝地方は冬でも晴れの日が多いため、高確率でこの光景を見ることができます。
氷の上を歩くのが不安という人は「ひがし大雪自然ガイドセンター」のツアーに参加するのも良いと思います。
冬道に自信がない人には、十勝バスのバスパックもあります。
■タウシュベツ橋梁
【アクセス】JR帯広駅から十勝バス「ぬかびら源泉郷」行きに乗車し、ぬかびら営業所で下車です(1日4本)
※1月12日から3月31日までは路線バス往復と温泉入浴とタウシュベツガイドツアーがセットになったバスパックが発売されます。
足がない人にオススメですが5日前までに予約が必要です。
この記事を書いた人:コイチ