ニューヨーク・タイムズにも話題に
豊頃町大津地区では、十勝川を覆い尽くす氷が太平洋に流れ、大津海岸に氷が打上げられる美しいジュエリーアイスを見ることができます。
日中でも見ることはできますが、特に綺麗なのは朝日が昇る頃です。
朝早くとても寒いですが、多くの人が神秘的な光景をひと目見ようとたくさんやってきます。
豊頃町でしか見られない奇跡の光景
十勝川から流れてきた氷が、波にもまれるうちに角が取れて、綺麗なクリスタルのような氷として打ち上がってきます。
流氷と似ていますが、流氷は氷の塊が層になっているため透明感がありませんが、ジュエリーアイスのような透明感ある氷が打ち上げられるのは大津海岸だけです。
-20℃以下になることも
ジュエリーアイスの見頃は午前6時30分から8時頃です。
この時間帯の十勝地方は暖かくても-5℃くらいで、-10℃台は当たり前。
-20℃以下になる日も珍しくありません。
とても寒いですが毛嵐という珍しい現象もジュエリーアイスと一緒に見ることができ、より神秘的な光景を楽しむことができます。
防寒対策は万全に
とても美しく一度は見ておきたい冬の北海道の絶景スポットです。
十勝地方は冬でも晴天の日が多いため、ほかの冬の自然現象より見られる確率が高いのも魅力的です。
交通の便が良くないため冬道に自信がない人は、観光タクシーやツアーなどを利用するのも良いと思います。
帯広市内や十勝川温泉まで送迎してくれる乗り合いタクシーツアーがあります。
車で来た人は、ジュエリーアイス見学後豊頃町内にあるドリカムの歌の歌詞に登場する木を見て、ご当地スイーツを食べることをお勧めします。
■大津海岸ジュエリーアイス
【住所】北海道中川郡豊頃町大津
【アクセス】JR豊頃駅から豊頃町営バス「大津」行きに乗車し「大津寿町」で下車です(1日2本)
※大津発が朝、豊頃駅発が夕方のみのため日帰りは不可能のため車かタクシーの利用となります。
【見頃】1月下旬から2月中旬がみごろです
この記事を書いた人:コイチ