恵庭市は札幌駅から30kmほどのベッドタウンです。
新千歳空港へ行く快速エアポートも停車するところですが、今回紹介する恵庭渓谷は札幌市内から支笏湖へ向かう途中にあるため、恵庭駅から非常に遠いところにあります。
以前は知名度も低くあまり訪れる人もいなかったですが、最近は恵庭市も観光に力を入れ、日付限定ですが恵庭駅から恵庭渓谷と恵庭市の観光スポットを巡るバスを運行するようになりました。
札幌方面から国道453号線を利用した場合に最初に見られるのは「白扇の滝(はくせんのたき)」です。
高さ15m幅18mあり、真っ白な扇を広げたような姿に見えることから名付けられたそうです。
恵庭渓谷で唯一滝の全景が間近で見られるところです。
お次はラルマナイの滝です。
ラルマナイとはアイヌ語で沢の両側がきりたち、急流になっているところという意味だそうです。
渓谷沿いにある滝で、紅葉と滝が美しく見えるところですが、ラルマナイの滝周辺の遊歩道が全て閉鎖されてしまっているため、全景が見られなくなりました。
滝見広場の橋から上の部分だけを見ることができます。
最後は三段の滝です。
その名のとおり白い帯が三段になって流れ落ちることから名付けられました。
この奥地にある熊の沢は、源義経の財宝が眠るという黄金伝説があるそうです。
三段の滝は三段の滝橋の下から見ると写真のようにキレイに見ることができます。
公共交通機関が日付限定スポットなので、足がないとやや行きにくいところですが、紅葉の美しさは札幌近郊ではトップクラスのところなので、空港へ帰る際に寄り道するのもオススメです。
■恵庭渓谷
【住所】北海道恵庭市盤尻
【アクセス】公共交通機関はありません
【紅葉の見頃】10月中旬~10月下旬
この記事を書いた人:コイチ