奥尻島では礼文島の桃岩荘のような派手な送迎はないですが、奥尻町のゆるキャラ「うにまるくん」が、5月から10月までの観光シーズンにお出迎えしてくれます。
なんと彼のテーマソングまであり、歌っているのは紅白にも出場したことある演歌歌手島津亜矢さんです。
フェリーの入出港時に音楽がかかります。
「うにまるくん」はフェリーの到着時間が近づいてくるとどこからともなく出てきます。
奥尻発6時50分は朝食中のため出てこないですが、瀬棚行きと江差2便で出勤しています。
そもそも朝食も食べずに6時50分のフェリーの乗る観光客はほぼいないと思いますが…
ちなみに江差町(しげっち)、利尻富士町(りっぷくん&りっぷちゃん)、礼文町(あつもん)、稚内市(出汁之介)、羽幌町(オロ坊)にもゆるキャラはいますがフェリーのお出迎えに来るのは「うにまるくん」だけです。
奥尻島の最終便の出港は、「うにまるくん」以外は知り合いがフェリーに乗っている島民が少し見送りに来ているだけなので、ちょっとさみしい出航です。
この時間帯は瀬棚からやってきた観光客の送迎で宿に戻るため、宿の人もいません。
朝の瀬棚に向けて出港するときのみ少し人がいますが、礼文島のような派手なお見送りはないです。
最近はマンホールカードも登場し密かな人気があるデザインマンホール。
奥尻島では「うにまるくん」をデザインしています。
港周辺にもあるので探してみるのも楽しいです。
北海道内の7割以上の自治体でデザインマンホールはあるので、各自治体のオリジナルデザインを探すのも楽しいですよ。
ちなみに旭川市はバーサーロペットジャパンというクロカン大会のロゴですが、なぜ旭橋と大雪山にしなかったのかは謎です。
古い画像ですが2015年での奥尻町有バスの整理券にも「うにまるくん」が描かれています。
路線バスの整理券にイラストが描かれているのは全国的にも珍しいと思います。
一時期町民専用になってしまい、観光客が乗ることができなくなった奥尻町有バスでしたが、2017年11月から再び観光客も乗車することができるようになりました。
夏場のフェリー出港時には大雨でない限りは会うことができる「うにまるくん」。
人懐っこいので奥尻島で出会った時に触れ合ってみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人:コイチ