田んぼをキャンパスにして絵を描く田んぼアート。
1993年に桜の名所弘前市に近い青森県田舎館村で村おこしの一般としてスタートしました。
主に観賞用の稲を使用し、色鮮やかな葉色でアートを描いています。
現在も日本一の規模は青森県田舎館村ですが、現在は全国に派生し北海道から南は鹿児島県でも見られるようになりました。
北海道で田んぼアートが見られるのが旭川市東鷹栖地区。
比布町と鷹栖町に近い旭川市の端っこの方と観光できた人には微妙にわかりづらい所にあります。
北海道最大の田んぼアート
旭川市の田んぼアートは2006年からスタートしました。
最初は大雪山系の山々と文字と比較的シンプルなものでしたが、最近はデザイン性が豊かになり訪れる旭川市民も増え土日は多くの見物客で賑わっています。
毎年デザインは変わりますが、ここ数年は旭川市の“あさっぴー”と鷹栖町の“あったかすくん”を使ったものでしたが、2023年初めてとある人物が登場します。
それが“マツコ・デラックス”さん。
北海道米のPR大使
なぜ“マツコ・デラックス”さんなのか?
それは、マツコさんは北海道米のPRで北海道米のCMやポスターにも出ています。
ホクレンのCMなので全国放送なのかは不明ですが、北海道内ではよく放送されています。
そんな北海道米PR大使のマツコさんを中心に横に旭川市と鷹栖町のキャラクターがいるデザインが2023年度は採用されました。
7~9月に見晴らし台を設置
田んぼアートの会場には、高さ8mの見晴らし台を設置しており、これに登って上から田んぼアートを眺めます。
上に登ることによって田んぼアートの全貌を見ることができます。
晴れている日には正面には大雪山系の山々も見ることができるのでとても景色もよい所です。
空からも見える
田舎館村は、高さ17mの展望塔があるため旭川の2倍の高さから見られます。
そのため写真に収めた時全部が入る高さになっています。
旭川市の方はやや高さが低いため1枚の写真に収めるのは若干難しい所です。
ただ最近はスマホでパノラマ写真が撮れたりするので、工夫次第で収めることは可能です。
ほとんど知られていませんが、旭川空港着陸時に田んぼアート上空を飛行するため空から見ることができたりします。
飛行機で旭川へと向かう場合、着陸時に下の景色にも注目してみてくださいね。
■東鷹栖JRたいせつ田んぼアート
【見頃】7月中旬~9月上旬
【住所】北海道旭川市東鷹栖7線
【アクセス】JR旭川駅から道北バス[17]三箇線に乗車し、7線20号で下車
※バスは1日3本だけなので、バスよりも車利用が便利です(旭川駅から約17km)。
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話