日本最北端の町と知られている“稚内市”。
日本最北端の地、日本最北端の駅、日本最北端のマクドナルドなど色々な最北端があるところです。
稚内駅から車で10分ほどの夕日の名所として人気な“ノシャップ岬”に日本最北端の水族館「ノシャップ寒流水族館」があります。
北方系の海の生物を展示
ノシャップ寒流水族館は、寒流という名前の通り主に北方系の海の生物を展示しています。
規模はそれほど大きくありませんが、約100種類、1500点ほど展示がされています。
思わず食べてしまいたくなるタラバガニやウニといった北の海の幸から北の海の生き物として人気なクリオネやフウセンウオといった可愛らしいものまで色々と見ることができます。
回遊水槽もある
小さい水族館ながらも回遊式の水槽が用意されています。
水槽内にはソイ、カレイ、ホッケ、オオカミウオといった北海道の海に生息する魚たちが沢山泳いでいます。
他にも幻の魚とも言われているイトウも同じ水槽内で泳いでいるので探してみてはいかがでしょうか?
ペンギンのもぐもぐタイム
小さい水族館ですが、ペンギンのもぐもぐタイムとアザラシショーを開催しています。
ただし冬期間は行っておらず、見られるのは4月~10月の間だけです。
10:30と14:30の2回だけなのでこの時間をめがけて水族館に行くことをお勧めします。
あまり混雑していない水族館なので、すぐ目の前でペンギンやアザラシを見ることができますよ。
アザラシのショー
ペンギンは特にショー的なものは行わないですが、隣にいるアザラシは輪投げキャッチなどのショーを行いますが、わりと気まぐれなので全プログラムやらないこともしばしあるのはご愛敬です。
100円でアザラシへの餌やり体験ができるので、アザラシとのふれあい体験もできますよ。
2023年3月にはアザラシの赤ちゃんが生まれたので今なら可愛いい赤ちゃんアザラシも見られますよ。
科学館も入館料に入っている
ノシャップ寒流水族館の入館料は500円と激安価格ながら、隣にある青少年科学館の入場料も含まれています。
遊べる科学体験、南極展示コーナー、プラネタリウムなどもあるので是非とも覗いてみましょう。
科学に関する展示は見て触れて体験できるものが多く、その数は31点と水族館のおまけとは思えないくらい充実していますよ。
稚内ならではの南極展示
南極探検隊といえばタロとジロ2頭の樺太犬が有名ですが、タロとジロは稚内生まれです。
そんな縁もありこの科学館では実際に南極探検隊で使用されていた衣類、ベースキャンプ、雪上車などの展示があります。
極寒の地南極での厳しい生活を実際に触れることができる貴重な施設となっています。
青少年科学館では、夏休みなどには実験イベントなども開催されるので子供連れにはとても楽しい施設ですよ。
■ノシャップ寒流水族館
【住所】北海道稚内市ノシャップ2丁目2-16
【アクセス】JR稚内駅から宗谷バス「ノシャップ」行きに乗車し、ノシャップで下車
【開館時間】9:00~17:00(冬季は10:00~16:00)
【休館日】4/1~4/28、12/1~1/31
【入館料】500円
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話