中札内村には六花亭の包装紙に描かれている山野草が見らえる六花の森がありますが、観光スポットとして十勝南部を代表する観光スポットとなっています。
六花の森とは別に、2000年中札内村南札内地区に1000本のエゾヤマザクラを植樹した桜六花公園という所があります。
帯広市内より4~5日ほど開花し、5月上旬には見頃を迎えます。
帯広近郊では新しい桜スポットとして注目されていますが、全道的にはまだまだマイナーな桜スポットです。
中札内市街地から10km
道の駅などがある中札内村中心部から約10km。
日高山脈の区間が全く工事されていないため中札内と静内の間は開通しておらず、札内川ダム付近までしか行けない静内中札内線(道道111号線)沿いに桜六花公園はあります。
道道111号線が全通していれば静内の二十間道路桜並木から十勝が非常に近くなりますが、日高山脈を通すような巨大トンネルをつくる予算もなさそうなので完成することはほぼないでしょうね。
そんな行き止まりの道道111号線を進んでいくと沿道に咲き誇る桜並木が見えてきます。
桜並木が見えたら道道111号線から分かれて桜並木の方へと進んでいきましょう。
車は指定駐車場へ
展望台がある頂上付近まで約1.5kmの桜並木が続きます。
車の場合は窓を開けて、北国のまだ肌寒い空気を感じながら春を感じたい所です。
桜並木には駐車場がないため、降りて撮影したい場合は展望台近くにある駐車場を利用して歩いて行きましょう。
駐車場は2~30台くらいは駐車できるスペースがあります。
例年GW頃に行われる桜イベント開催時は混いますが、それ以外は駐車場が満車になるということはまずありません。
桜イベント開催時は上札内にあるコミュニティセンターからシャトルバスを運行するのでそちらを利用するような感じになります。
1000本のエゾヤマザクラ
桜六花公園はなだらかな丘陵地に1000本のエゾヤマザクラが植えられており、見頃になると濃いピンク色の花が斜面一帯に咲き誇るのでとても綺麗です。
見頃となるGW頃には桜祭りが開催されコンサートや食イベントなども開催されてとても賑わいますが、それ以外の時に訪れるとそれほど人も多くなく桜だけを堪能したいときはイベント開催時以外に訪れるのが良いでしょう。
六花の森は入場料がかかりますが、六花の森は入場料がかかりません。
公園として開放されているので24時間いつでも入場が可能です。
早朝ならば訪れる人はまずいないので綺麗な景色を独り占めできますよ。
展望台からの眺めが絶景
桜六花公園の頂上には展望台があります。
展望台に上ると広い敷地内に植えられた1000本ものエゾヤマザクラを一望することもでき桜の海と十勝平野が一望できるまさに絶景スポット。
十勝で桜というと帯広市の緑ヶ丘公園が掲載されることが多いですが、桜の規模ではこちらの方が数段上です。
帯広駅から車で約50分。
GWに十勝へ訪れた際にはぜひ立ち寄っておきたい桜スポットですよ。
■桜六花公園
【住所】北海道河西郡中札内村南札内西1線
【アクセス】帯広駅から十勝バス広尾行きに乗車し、道の駅なかさつないで下車(1時間に1本程度)
道の駅からレンタサイクルを利用しましょう(道の駅から桜六花公園までは約10km自転車で50分ほどの道のりです)
【見頃】5月上旬
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話