世界三大夕日に数えられている釧路。
太平洋が見える港の方へ行くと各所で綺麗な夕日を見ることができます。
港のあたりは公共交通機関がないため車がないとちょっと行きにくい場所が多いですが、釧路港南新埠頭は路線バスの本数も比較的多く観光でも行きやすい場所にあります。
特に冬季は凍った港が流氷のように見えてとても綺麗ですが、釧路市の夕日スポットで紹介されていない穴場的夕日スポットです。
まるで流氷のような結氷
厳冬期はオホーツク海を一面埋め尽くす流氷ですが、釧路市のある太平洋側までやってくることはまずありません。
ですが道東は降雪量が少ない分非常に寒いため河川や港の水面が凍ることがあります。
海なので全面凍結することはなく、一部凍結した海面が割れて流氷のようにぷかぷかと浮いている様子を楽しむことができます。
その様子はまさに流氷そのものだったりします。
サンピラーが見えることも
道北の名寄市など極寒の内陸部の朝によく見られるサンピラー。
一般的にはダイヤモンドダストの光の柱を想像しますが、釧路市で見らえるのは太陽の上に光の柱が発生するサンピラーが見えます。
通常のサンピラーよりは気象条件は難しくなく、晴れていて極寒ならば高確率で見ることができます。
釧路市の冬の夕暮れはマイナス二桁になることも多いため、夕日のサンピラーが出現することが多いですよ。
天然記念物にも出会えるかも
釧路市は近くに自然豊かな釧路湿原があるため、時折市街地の方にも野生動物たちが現れたりします。
見られる確率はあまり高くありませんが、天然記念物にも指定されているオジロワシの姿を現すことも…
市街地にある港なのでカラスが多いですが、カラスとその大きさを比べてもけた違いに大きいということがわかります。
他にも釧路港周辺にはアザラシやラッコもいるようなので見られたらかなりラッキーですよ。
アクセスのよい南新埠頭
釧路港で夕日というと西港の方が夕日スポットに入っているため有名ですが、船の停留している数も少ないため冬季は一部結氷した氷たちが港を漂流しています。
まるでオホーツク海のような幻想的な光景にもかかわらずその知名度はゼロで地元の人すら訪れない穴場的スポットです。
にもかかわらずすぐ近くに路線バスのバス停もあり比較的本数も多いため訪れやすいといううれしい夕日スポットですよ。
■釧路港南新埠頭
【住所】北海道釧路市知人町1-1
【アクセス】釧路駅からくしろバスに乗車し、波止場通りで下車(平日20分間隔・土日祝日40分間隔)
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話