子供から大人まで好きな人が多いプリン。
全国各地に絶品プリンがあり、中には数か月待ちという人気のものまであります。
そして富良野市の農村地帯にポツンとある“エゾアムプリン”というお店もそんなお店の一つ。
水、牛乳、砂糖、卵すべて北海道産にこだわった100%北海道な絶品プリン。
ネット通販だと数か月待ちですが、電話予約して現地へ向かえばもっと早く手に入れることができます。
農村地帯にポツンとある
そんな絶品のエゾアムプリンですが、富良野市平沢という小さな農村地帯にあり最寄りのバス停まで8.4kmもある辺鄙な所に存在します。
そんな平沢地区に入ると「プリン」とだけ書かれている小さな看板があり、その案内を頼りに細い農道を進んでいきます。
お店近くになると未舗装路になるので運転には十分注意しましょう。
幻のプリン店
砂利道を進んだ先に小さな木造づくりの小屋があります。
看板などもないためこれがお店なのかと思ってしまうまさに知る人ぞ知るお店といった感じですね。
小さな工房なので1日に焼き上げる数は全部で18個が限界のようです。
そこから直販用と通販に分けられ、さらに通販は道内と道外へと細かく分かれるので、道外への発送はかなり時間がかかります。
電話予約の直販が優先となるのでここまで取りに行った方が早く確実に手に入ります。
辺鄙な所ですが車があれば富良野市街地から30分くらいで到着できます。
8人前の巨大なプリン
プリンというと個別になっているのが一般的ですが、エゾアムプリンは直径20cm高さ6cmという巨大なプリンが出てきます。
そしてお値段もプリンとは思えない3,300円という高額商品。
と一瞬思ってしまいますが、このプリンなんと8人前もあります。
なので一人前のお値段は412円。
材料はすべて北海道産で保存料も使われていない安心安全なプリンが400円ちょっとならそれほど高くないと思いますね。
寝かせるとより濃厚になる不思議なプリン
生菓子なので早く食べた方がいい、そんなイメージがありますが、エゾアムプリンは数日寝かせた方がより甘みが増し美味しくなります。
賞味期限は5日と長いので少人数で一気に食べられないという人でも、じっくりと時間をかけながら日々濃厚になっていくエゾアムプリンを堪能できます。
食べ終わった後の容器は耐熱なのでグラタンなどのオーブン料理にも使えますよ。
ごくまれに東京都内で食べられることも…
エゾアムプリンはかつて東京都国分寺市で移動販売をおこなっていました。
製造者の夢が北海道移住だったようで、国分寺で稼いで無事北海道へと移住し富良野市でエゾアムプリンを開業しました。
その縁なのか現在も国分寺市にある「くうふく」という居酒屋で時折エゾアムプリンが提供されているようです。
札幌や旭川くらいなら富良野まで取りに行くのも比較的容易ですが、本州からだとやっぱり遠い富良野市。
新宿から中央線で30分ほどの国分寺ならば東京周辺の人ならば気軽に食べに行けそうですね。
■エゾアムプリン
【住所】北海道富良野市平沢3893-4
【アクセス】JR富良野駅からふらのバス「西達布」に乗車し、「東山」で下車8.4km徒歩1時間50分(1日に5本)
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】月・火・水
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話