北海道の紅葉スポットの中でもトップクラスの人気スポット層雲峡。
秋の紅葉シーズンは早朝からロープウェイが混雑する人気ぶりです。
特に黒岳は7合目までロープウェイとリフトで行けるため初心者でも気軽に行けることもあり多くの人が訪れます。
とはいえ1時間以上登山をしないと黒岳山頂へは行けないため、登山はちょっときついという人向けのお手軽展望台が7合目リフト付近にあるのはそれほど知られていません。
ロープウェイは混雑します
層雲峡から7合目まで登山して行くこともできますが、5合目までが2時間かかるため登山する人も7合目まではロープウェイとリフトを使って上まで行くことが多いです。
そのため朝からロープウェイは混んでいますので、利用する際には時間に余裕を持った方がよいでしょう。
上の方が見頃を迎えているときはロープウェイ周辺の木々はまだ青々としています。
リフトで楽々
7合目まではリフトを使わずに上へ行くことも可能ですが、6合目の標識がある以外特に見所もないのでこちらも歩く人はそれほど多くないです。
ロープウェイと異なり随時やってくるためすぐに乗車することができます。
足元には高山植物が多く咲いており夏はお花畑、秋はチングルマの草紅葉を足元に見ながら上へと進んでいきます。
黒岳カムイ森のみちを進む
黒岳7合目には登山口とちょっとした売店があります。
大半の人はこのまま登山道を進んで黒岳山頂を目指しますが、今回は登山道ではなく小屋の横の方へと進んでいきます。
すると「黒岳カムイ森のみち」があるのでこちらを進んでいきます。
元々なかった遊歩道で最近できたため知名度がまだ低くく黒岳登山道ほど人が多くありません。
360mの遊歩道
綺麗に草刈りが行われ歩きやすい遊歩道。
所々アップダウンはありますが、展望台まではわずか360mです。
ゆっくり歩いても15分もあれば余裕で到着することができます。
9月中旬ごろに訪れるとカムイの森も木々が綺麗に色づいているので美しい紅葉の中散歩しながら展望スポットへと行けますよ。
滝はどこにあるかな?
紅葉のスケールが大きく思わず忘れてしまう滝の存在。
展望台なので“あまりょうの滝”はここから見えるのですが、かなり遠い所にあるため望遠レンズでもないとわかりづらいというのが現状です。
ここからは見えませんが、あまりょうの滝から更に下流が銀河・流星の滝へとなります。
あまりょうの滝付近には登山道はないため、展望台以外から見ることはできません。
雄大な大雪山の紅葉
黒岳山頂、裾合平、銀泉台、高原温泉沼巡り…
大雪山系の絶景紅葉スポットはいずれも歩かないといけない場所ばかりです。
滝目当てで行くとがっかりするかもしれませんが、わずか15分で大雪山系の紅葉が満喫できるお手軽スポットです。
登山はちょっと厳しいという人に最適な散策コースですよ。
■あまりょうの滝展望台
【住所】北海道上川郡上川町層雲峡
【アクセス】JR上川駅から道北バス「層雲峡」行きに乗車し、終点で下車(1日11本)
層雲峡からロープウェイとリフトを乗り継いで40分。
※紅葉の見ごろは9月中旬~下旬
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話