オホーツク海に面する紋別市。
冬には流氷が海岸近くまで接近し、砕氷船「ガリンコ号II」が観光客で賑わいます。
そんな紋別市にある「オホーツクとっかりセンター」では、かわいらしいアザラシたちの姿を観察することができます。
オホーツクとっかりセンターの概要
「オホーツクとっかりセンター」は、日本で唯一の海獣保護施設であり、アザラシのみを保護・飼育しています。
「とっかり」とは、アイヌ語でアザラシを意味する「トゥカラ」に由来します。
なお、このセンターにはアザラシの観察・保護施設「アザラシランド」と、アザラシとのふれあい体験施設「アザラシシーパラダイス」の2つがあります。
以下では「アザラシランド」について紹介します。
・住所:〒094-0031 北海道紋別市海洋公園2
・アクセス:紋別バスターミナルから車で約8分
・駐車場:無料
・入場料:大人200円、小中高100円、幼児無料
・営業時間:10:00~17:00
水面に浮かぶアザラシたち
入場料を払ってゲートをくぐり、階段を上がります。
すると、アザラシたちの生息する広いプールが見えてきます。
元気に泳ぎ回っているアザラシたちもいますが…
大多数はなぜか直立で水面に浮かんでいます。
浮かび方も個体によって微妙に違います。
それぞれ、お気に入りの姿勢があるのでしょうか。
動きこそ少ないですが、この様子がとてもキュート。
ときどきこちらに目をやったり、また目をつぶったり…。
見ていて飽きません。
アザラシのエサやりタイム
このように、普段は水面にボーっと浮かんでいるアザラシですが、エサの時間には飼育員さんのそばに集まってきます。
エサの時間は、10:30~、11:30~、13:30~、14:30~、15:00~の1日5回で、各10分程度。
私たちがエサをあげることはできませんが、飼育員さんによる解説が聞けます。
また、アザラシと一緒に写真を撮ることができます。
さっきまで水面にいたアザラシも、陸に上がってきてエサをねだります。
お時間があえば、ぜひエサやりを間近でご覧ください。
泳ぐアザラシの姿も観察できます
帰り際、通路からはプールの中を観察できます。
水面では休んでいましたが、水中では軽やかに泳いでいるのだな、ということがよくわかります。
さまざまなアザラシの姿が楽しめる「オホーツクとっかりセンター」、ぜひ足を運んでみてくださいね!
この記事を書いた人:マリ