小樽の新観光スポットとして注目を集めている“青の洞窟”。
海にある洞窟の為、陸地からは行くことができないので船利用となります。
小樽では、青の洞窟へ向かう船を小樽運河、祝津港、塩谷海岸、忍路港から運航しており各会社で値段は様々です。
今回は、サンセットクルーズの運行がありネット割引があったので『元祖!青の洞窟クルーズ』を領しました。
小樽運河北運河より出港
元祖!青の洞窟クルーズは倉庫街のあるメインの小樽運河ではなく、手宮よりに向かった小樽運河北運河より出港します。
専用の駐車場(1日500円)もあるので車での往来も可能です。
事務所で受け付けを済ませて救命胴衣をつけて出港します。
ちなみに船は左側にいる屋根なしの小さなモーターボートです。
日本海を航海
小樽港を出ると日本海を航海しながら青の洞窟を目指します。
塩谷海岸と忍路港出発の場合こちらの海岸にはやってこないため、小樽海岸の断崖絶壁が見られるのは小樽運河出港の船だけになります。
塩谷海岸発は青の洞窟に近いため料金は安めに設定されています。
青の洞窟だけ見たい、価格を抑えたいという人は塩谷海岸発を利用するとよいでしょう。
ロッククライミングのメッカ“赤岩山”
小樽運河と祝津出発便は小樽海岸を通っていくので断崖絶壁の海岸を楽しめます。
最初に見えてくる断崖はロッククライミングのメッカ“赤岩山”。
夏になると多くのクライマーがやって来てロッククライミングを行っています。
午前中の便ならばロッククライミングをやっている人達を見ることができますよ。
小樽海岸唯一の滝“チャラセナイの滝”
小樽海岸唯一の滝“チャラセナイの滝”を通過していきます。
上から降りてくることもできますが、足元の悪い非常に急な斜面なので往来には注意が必要です。
写真だけ見るとまるで知床のような光景が広がりクマが歩いている光景が見られそうですが、ここの裏手が住宅街なので小樽海岸でクマが出没することは殆どありません。
昭和のリゾート地“オタモイ園地”
戦前の遊郭として、お金持ちの遊び場だったオタモイ園地
戦争中は不要不急な娯楽施設として休業していましたが、戦後復活後わずか数年で火災にあり建物は消失してしまい今はその後だけが見られます。
陸地からも見えますが船からの方が断崖絶壁残る遺構がよくわかりますよ。
小樽運河から40分で到着
小さな船の為波があると非常に揺れなかなか激しいアトラクションを体感しながら、小樽運河から40分かけて青の洞窟に到着です。
青の洞窟は、洞窟内に差し込む自然光の効果で青く輝いて見える洞窟です。
海水で浸食された地形、海底からの反射度など様々な条件をクリアしないと見られないとても貴重な所ですよ。
元祖!青の洞窟クルーズでは、洞窟内でのライトアップサービスも行っているので通常よりもさらに綺麗な青の洞窟を楽しむことができますよ。
夕日が見られるサンセットクルーズ
元祖!青の洞窟クルーズでは、夕日の時間に合わせて運行するサンセットクルーズをGWから8月にかけて運行しています。
青の洞窟から小樽運河へ帰る途中に綺麗な夕日が見ることができます。
途中でカモメに餌やりができるサービスなどもあり、青の洞窟見学以外にも楽しいことが沢山ある行程でした。
荒れた日は欠航しますが、運行期間が3月から12月と比較的長いので見られるチャンスは多いですよ。
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話