道内の村の中で一番広い猿払村の道の駅は、市街地からやや離れた、オホーツクの海岸線を走る国道238号線沿いにあります。
様々な施設が整備された公園
ここは公園全体が道の駅に指定されていて、敷地内にはホテル、公衆浴場、キャンプ場、
農業資料館、そして特産品を扱う「さるふつまるごと館」等が建てられています。
広い駐車場の正面に並んでいるのは、教会の様な佇まいのホテルと、公衆浴場。
以前は温泉が出ていたのですが、開湯からしばらくして枯渇。
今は水道水を沸かした、日帰り入浴も出来る公衆浴場になっています。
駐車場の北側には風車がありました。
風車は猿払村の生乳生産が年間2万トンを突破したのを記念して建てられた「風雪の塔」。
手前にはパークゴルフ場の管理棟、奥に教会風の農業資料館が見えます。
さるふつまるごと館へGO!!
さぁ、それでは猿払の美味いものに出会いに行きましょう~♪
と、館内へ入ると、帆立の街・猿払で獲れた帆立を使った料理が味わえるレストランが!!
一品料理から、ホタテラーメン、ホタテ蕎麦、ホタテフライ丼、ホタテフライ定食…
沢山のホタテメニューの中で人気なのは、ホタテカレー、ホタテ焼きカレーなのだとか。
この日はお昼前だったからか、はたまたコロナの影響か、まだお客さんはゼロでした。
入り口には体温をチェックする検温カメラが設置されていました。
コロナよ、早いとこ退散してくれ~!!
特産品コーナーに向かうと、「宗谷」の名が付くお菓子がいくつか並んでいました。
こちらはホワイトミルクチョコを挟んだラングドシャ―の流氷の詩と、「宗谷岬発ホワイトチョコレート」と言う名のホワイトチョコレート(^^
で、こっちはバターサブレ。
いずれも各地の駅の売店などでもよく見る、お土産!!って感じがするお菓子たちですね。
ご心配なく。もちろん、これぞ道北って品物もあるんです。
ほら、利尻産のとろろ昆布だいっ!!
右側の昆布水用根昆布は道東産ですが、それはご愛嬌ということで(^^;
オホーツクの塩と道産小麦を使った北海道ラーメンは、かに風味の味噌味と、ホタテ風味の醤油味。
濃厚なスープが特徴なのだそうですよ。
出ました!! これこそ猿払の看板商品だ♪
館内のレストラン風雪では、美味しい帆立料理を味わえますが、ショップの方でももちろん帆立メインの品物を手に入れることができますよ。
なんたってここは猿払ですから(^^)V
さぁ、まずはこの帆立カレー。
ベビー帆立と野菜が入り、1.5人前ほどあるルーには、ほど良いシーフードの香りが♪
パッケージには「中辛」とありますが、各種スパイスの効きがなかなかのもの。
レトルトカレーが600円とは、こりゃ高いなぁ~、って感じもしますが、猿払産の帆立入りで、量は市販のものの1.5倍。レストランで食べると1000円しますからねぇ。
さぁ、どうだ!!
…まぁ、一度食べてみてください(^^
さて、どん尻にひかえしは…!!
トンネルフリーザーを使い急速冷凍して旨味をギュッと閉じ込めた「ほたて貝柱の極」!!
「極」ですからね。売る側の自信の程が伝わって来ますが、その自信の通り、鮮度は抜群で、厚く締まったその身は、様々な料理に活用が出来ます。
私はやっぱり、プリップリの身をお刺身で頂きたいなぁ~♪
訪問したのは土曜日だったのですが、週末は値引きされるようで、先程のカレーもですが、この貝柱も値引きされていました。
いやしかし、こっちはかなり思い切った値引きじゃないっすか~(^^♪
ここでは紹介し切れませんでしたが、甘露煮や帆立餃子、帆立以外にも、猿払、宗谷の美味しいものが色々揃った道の駅さるふつ公園でした。
【猿払村 道の駅さるふつ公園】
宗谷郡猿払村浜鬼志別214番地7(国道238号沿い)
TEL. 01635-2-2311
営業時間: 9:00〜17:30(4月~11月)、10:00~17:30(12月~3月)
休館日:年末年始
この記事を書いた人
hoshiboo
1959年産。
函館で生まれ育ちましたが、キャンプで全道を回るうちに道北の小さな集落に惹かれ
そこに友人も何人か出来てしまって、十数年前に移住。
山間部で家庭菜園を楽しみながら、時々旅している地産地消を推すおっさんです。
ブログ:Hoshiboo Works