小樽観光の起点となるJR北海道小樽駅は、北海道初の鉄道駅の一つとして開業し、1934年に現駅舎に改築されました。
札幌―小樽間を快速エアポートが32分で結びます。
小樽駅には開業当時の遺構が数多く残ります。
その遺構と特徴的な駅舎を見ていきましょう。
上野駅を模したレトロな小樽駅舎
小樽駅は東京の上野駅を参考にしてデザインされたと言われています。
かつては札幌発小樽経由函館行きの特急「北海」など数多くの列車が発着していました。
現在は当駅発着、札幌方面への快速と普通が主な列車です。
特急は季節限定列車が時々運行されます。
4番線ホームは小樽にゆかりのある石原裕次郎氏の名をとり、裕次郎ホームの愛称が付けられています。
小樽駅のシンボル むかい鐘
小樽駅舎正面に設置されている「むかい鐘」は、旧国鉄時代に列車の到着を知らせるために使われていました。
上り列車は2回、下り列車は3回鐘を鳴らしたそうです。
現在は放送技術が確立され、駅構内の電光掲示板で到着を知らせてくれます。
列車の現在地を教えてくれるアプリも開発され、鐘はただのシンボルとなりました。
しかし、無機質な駅の構内に響く鐘の音は、心を穏やかにしてくれることでしょう。
旧国鉄時代の遺構
駅ホームには小樽駅開業当初より使われている青銅の駅名表があります。
逆さ文字で「るたお」と書かれています。
他に「むかい鐘」のミニチュアも設置されており、ノスタルジックな雰囲気を演出しています。
小樽観光で駅を利用する際に立ち寄ってみてはいかがですか。
■JR小樽駅
住所 〒047-0032小樽市稲穂2丁目22-15
電話 0134-22-0771
営業時間 5:30~22:45
定休日 なし
この記事を書いた人:シュガー
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