空知地方北部にある深川市。
作付面積全道3位のお米の産地で、北海道米生産の一端を担う生産地です。
今や全国となった優良品種「ゆめぴりか」は特Aを受賞している北海道米の中でも最高峰なのが深川のお米です。
元乃木坂46の深川麻衣さん、名前が深川米と一緒ということで深川米のイメージキャラクターを務めていたこともありますよ。
深川米の無料振る舞い
収穫されたばかりの深川産新米を無料でふるまうイベントが「農作物等消費促進!秋の味覚フェア」です(例年は「秋の味覚市&こめっち新米フェスタ」という名前ですが2022年はイベントの名前が違いました)。
始まった当初は、市内にあるホテルの宴会場で行うほどの規模でしたが、年々来場者が増え現在は生きがい文化センター前の公園で開催と規模も大きくなっています。
そんな深川市民がたくさん集まるイベントですが、目玉ともいえるのがご飯の振る舞い。
この手のご飯、たいてい1杯だけなんですが、このイベントお米が無くなるまでずっとふるまっているのでおかわりし放題です。
根気よく待つ覚悟で…
そこまで大々的にPRしているイベントではないですが、近隣自治体の人たちも来るため会場は大にぎわいです。
そのためご飯には長蛇の列が出来上がります。
ふりかけは無料で、カレーはとなりで100円でかけてくれます。
カレー以外でもご飯にあう焼肉や三升漬けなどを各ブースで販売しており、ご飯と一緒に楽しめるイベントです。
もちろんご飯自体が美味しいので、おかずなしでお米だけでも食べられてしまいますよ。
お肉がワンコイン
お米や果樹園など畑のイメージが強い深川市ですが、畜産業も行っています。
ふかがわポーク、ふかがわ牛といった豚と牛それぞれブランドを持っており普段は道の駅などで提供しておりますが、この日は豚肉も牛肉も一皿100円という大盤振る舞い。
何と牛肉に至っては開始30分ほどで無くなってしまいました。
豚肉は豚丼として提供していましたが、こちらも100円とは思えない量で驚きです。
5杯も食べれば牛丼屋の特盛以上の量なのでとってもお得でした
新そばも200円
深川市は幌加内町に近い市北部では蕎麦の生産も盛んです。
何と新そばも200円と破格の値段。
幌加内町の新そば祭りは高校生の蕎麦ですら500円以上と年々高くなってきている中この値段はうれしいですね。
この日はなかったですが深川市では蕎麦の実を入れそばつゆで味付けをした深川そばめしというメニューがありますが、蕎麦の実のアクセントが非常によくてとっても美味しいご当地グルメです。
道の駅でテイクアウトできるので深川市を訪れた際にはぜひ食べてみてください。
利き米にチャレンジ
お米のイベントということで、利き米や竹筒で炊いたお米の試食といったものも行っていました。
いずれも無料で参加することができ、利き米は全問正解すると商品ももらえます。
お米は深川産の「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」「ななつぼし」の3種類を当てるものです。
食べ比べてみると「ゆめぴりか」だけ際立って味が違うのですぐわかるのですが、他二つが結構味の違いを当てるのが難しいですね。
普段三種類を食べ比べることはなかなかないので、この機会にお米の違いを楽しんでみるのもいいですね。
豪華賞品の当たる福引
会場内で飲食をすると福引券がもらえます。
商品はお米や野菜など深川市の特産品が色々と貰えるので当たればかなりうれしいです。
簡単に貰える福引券ながらあたりが結構多く入っているようで、私も特賞ではなかったですが味噌、三升漬け、トマトジュース、大福、蕎麦がセットになった深川セットというのがあたりました。
他にもゆるキャラのステージショー、野菜詰め放題、お米の直売などお得で楽しいイベントが盛りだくさんの深川市の秋のイベント。
大々的にPRもしていないため、深川市近郊以外ではほどんど知られていませんが秋の収穫祭系イベントの中ではトップクラスのお得なイベントですよ。
■農作物等消費促進!秋の味覚フェア(秋の味覚市&こめっち新米フェスタ)
【開催】10月中旬(2023年は未定)
【開催時間】10:30~14:00
【開催場所】深川市生きがい文化センター特設会場
【アクセス】JR深川駅から徒歩20分
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話