2019年11月にオープンした中国料理「林洋飯店」は大きな赤い看板が目印で、夜になると照明に照らされお店の名前がさらに引き立ちます。
本場中国の調理人が作る、本格中国料理が味わえるお店です。
店内の様子
店内は広々としていて明るく、テーブル席を中心にカウンター席や小上がりもあるので、お子様がいる家族連れでも賑やかに過ごせます。
入った瞬間「赤」に目を惹かれます。
中国では赤色が慶事や喜びを象徴する縁起のいい色で、赤い照明や赤いテーブルクロス、魔除・厄除の効果がある唐辛子の飾りもあり、赤を基調とした店内にいると自然に有難い気持ちになります。
厨房を見学
味もお店の雰囲気も抜群です!
しかし1番感動したのは厨房の中を見せていただいたことです。
店内に響き渡る調理音に「実際見てみたい」という気持ちになり覗くと、厨房からは高火力に熱した鍋の上でパチッパチと油が弾け、具材を投入し、素早く振る鍋にカツカツとお玉の音がなり、店主が腕をふるっています。
なんと厨房の中へ!
厨房で職人さんのお仕事を見る機会はないですよね?
なんと店主は笑顔で手招きをして、目の前で刀削麺を調理する姿を見せてくださったのです!
刀削麺とはラーメンでもうどんでもない中国秘伝の料理です。
店主は生地の塊を持ち、湯の沸いた鍋の前に立ちます。
くの字に曲がった包丁を用いて生地を麺状に切り落として直接鍋に入れさっと茹で、そこにスープを投入したら出来上がり。
まさに職人技です!
メニュー
メニューは麻婆豆腐・酢豚・チンジャオロース・炒め物・点心や、主食はチャーハン・麺類など中国料理なら食べたいものばかりです。
・トマト刀削麺
薄味ですがトマトの酸味がきき、トマトとフワフワの卵のスープが色鮮やかです。
・坦々麺
麺はきしめんのような平打ち麺で、刀削麺のモチモチとした食感とは違い、薄い麺なのでツルっと喉を通り抜けていきます。
驚いたのは溢れんばかりのスープの量です!
・チャーハン
見た目は黄金色で、1粒1粒が立つくらいパラパラなチャーハンです。
そんなお米にしっかり醤油と卵の甘みが混ざり合います。
・エビチリ
見た目の豪華さに食欲がそそられます。
エビチリといったら辛さを想像しますが、お店のエビチリは甘酸っぱくほんのりレモンの味がするソースが立派なエビに絡み合います。
・餃子
店主が太鼓判を押す餃子です!
最初の食感はパリパリとしていて、もちもちとした厚い皮にぎっしり具が入っていて食べごたえがあります。
「ランチバイキング」
連日好評なのはランチバイキング、60分880円です!
豊富な種類で1品1品丹精を込めて調理されています。
なんと炊飯器の中にはチャーハンがパラパラの状態を保ちながら入っています。
カウンターにはずらりと並ぶお酒があり、紹興酒を片手に店主と会話するお客さんがいました。
中国のお酒はアルコール度数が高いので体を温める効果があります。
これからの時期に嬉しいですね。
宴会コースもあるので、広い店内で賑やかに豪華な料理を味わったり、家族連れで分け合いながら食べるのも楽しいですよ!
笑顔が素敵な店主に会いに行きたくなるそんな中国料理店です。
【お店情報】
中国料理 林洋飯店
住所: 北海道札幌市北区北31条西14-1-13 西麻生ビルA F1
TEL: 011-839-5862
営業時間: 11時~15時
17時~22時(L.O.21時30分)
定休日: 第1、3 月曜日
駐車場: 有
この記事を書いた人:ezo-tabi