石狩市から天塩町まで続くオロロンラインには、いくつか道の駅がありますが、
苫前町の「風W(ふわっと)とままえ」は、海沿いの高台に位置する道の駅です。
施設内には、道北地方ではあまりない、加熱無しで46度の湯音、泉質は保温効果のある塩化物強塩泉の天然温泉が併設されています。
露天風呂からは日本海に浮かぶ天売島、焼尻島を一望できるんですよ~♪
施設内の売店では、道の駅の名がつけられたクッキーが売られたりしていますが…
ふわっとの魅力は日本海の海の幸!!
オロロンラインに点在してる道の駅の魅力は、何と言っても日本海の海の幸でしょう。
ここ苫前のふわっとでも、地元産の海の幸を手に入れる事が出来ますよ。
季節によって品揃えやボリュウムは変わりますが、この日は定番の苫前産煮ダコがありました。
スライスして刺身の様にわさび醤油で食べるのもいいですが、ごま油に塩を溶かしたタレや、コチュジャンと酢と砂糖で作った酢コチュジャンでたべるのも美味。
ポップに書かれている「トンビ」と言うのは、蛸の口に当たる部分の肉で、これが中々の珍味。
地方によっては「トンビカラス」とも呼ばれています。
名前の由来は、肉の中にある骨の形が、トンビやカラスのくちばしに似ているから。
棚いっぱいに並べられた海産物の加工品♪
生鮮物だけじゃなく、乾物などの海産物の加工品が豊富なのもふわっとの魅力。
「風干し鮭とば」や、「ひっぱり蛸」なんていうネーミングの乾物、「トンビ」の乾物など、晩酌のお供にピッタリの品々がいっぱい(^^♪
利尻のとろろ昆布などの他にも、味噌汁、スープの具材になる乾物や、かに雑炊、かにの味噌汁の素なんかも置かれていました。
そして料理をする人にとって嬉しいのはこれ!!
高級品である利尻昆布に勝るとも劣らないこの「苫前昆布」~!!
この昆布は、厚みがあってしつかり濃~い出汁がとれるんですよ~。
ここに来たら是非味わいたい苫前の甘えび!!
施設内には苫前の海の幸、山の幸が味わえるレストラン「風夢」があり、そこでのおすすめメニューは、何と言ってもこの「苫前産甘えび丼」です。
プルプルとした甘えびの身は、口に入れるとトロッと溶けて、海の滋養をタップリたたえたその甘味は、正に至福の美味~!!
この日は屋外に「苫前メロン」の地方発送を行うテントが建てられて賑わっていました。
天然温泉も楽しめて、レストランでは地場産の海産物を堪能できる道の駅・風Wとままえ。
オロロンラインをドライブする際には、是非寄ってみて下さいね~。
【苫前町道の駅 風Wとままえ】
苫前郡苫前町字苫前119番地1(国道232号沿い)
TEL. 0164-64-2810
営業時間:7:00~22:00(レストラン ランチ11時~15時、ディナー17時~21時)
休館日:年中無休
この記事を書いた人
hoshiboo
1959年産。
函館で生まれ育ちましたが、キャンプで全道を回るうちに道北の小さな集落に惹かれ
そこに友人も何人か出来てしまって、十数年前に移住。
山間部で家庭菜園を楽しみながら、時々旅している地産地消を推すおっさんです。
ブログ:Hoshiboo Works