毎年夏と冬に北海道上士幌町で2回開催される北海道バルーンフェスティバル。
冬よりも夏の方が、開催規模が大きく4日間にわたって行われます。
早朝のフライト、日中のステージイベント、夜の熱気球によるライトアップと期間中大いににぎわう上士幌町最大のイベントです。
2023年度は開催50回目の節目ということもあり例年以上の盛り上がりが予想されます。
スタートは午前5時
メインとなるのは気球レース。
熱級がターゲットを目指して競い合いますが、見学者にとって一番の見どころがレース出発時に一斉に飛び立つ気球たち。
競技は午前中と午後と2回ありますが、午後は風が出てきてしまい気球が飛べないことが多く一斉に飛び立つのが見られないことが多いです。
午前5時30分と非常に早いですが、朝の方が天気も穏やかで一斉に飛び立つ様子が見られますので早起きする価値は大ですよ。
隣にキャンプ場がある
帯広駅から40kmくらいあるため車でも50分ほどかかりますので、上士幌町民でなければ朝5時30分に見に行くのは大変です。
ですが会場となっている上士幌町航空公園にはキャンプがあります。
テントを持っている人ならばここでキャンプして朝から夜までバルーンフェスティバルを堪能することができるのでぜひキャンプをして朝一斉に飛び立つ様子を見ておきたい所です。
体験搭乗もできる
フェスティバルという名前の通りお祭りです。
競技以外でも一般観覧客も登場できる体験搭乗のイベントもあります。
熱気球に乗って広大な十勝平野を360度見渡せる機会はなかなかないと思います。
十勝地方では熱気球体験フライト結構やっていますが、イベントということなので通常よりも少し安めの2,500円で体験することができます。
熱気球がどんなものか体験してみたいという人にもってこいですよ。
屋台も登場
お祭りといえば屋台。
バルーンフェスティバルにもバルーン商店街という屋台村が登場します。
地元のお店以外にも近隣の十勝地方の市町村が登場するため会場にいながら十勝グルメを堪能することができますよ。
ベンチ等も用意はされていますが、数がそれほど多くないので確実に座りたいという人は持参した方がいいかもしれません。
夏の北海道というと涼しいイメージがあるかもしれませんが、上士幌町は内陸なので30度越える日も珍しくない暑い町なので熱中症対策も忘れずに。
空を彩る熱気球
熱気球のイベント昼間だけが見頃かと思いますが、夜にも素敵なイベントが待っています。
それがバルーングロー。
夜の上士幌町航空公園に一斉に立ち並ぶ沢山の熱気球たち。
バーナーの炎により大きな光のオブジェとなって一斉に輝いて照らす様子はまさに幻想的な光景です。
例年は最終日に行われ勝毎花火大会と被っていましたが、2023年度は中日と勝毎花火大会とはずらして開催されます。
2023年度は2日間開催
風の影響を受けやすい熱気球、少しでも風が出てしまうと熱気球を膨らますことができなくなってしまいます。
そんな時はバルーンなしのバーナーグローというものに変わります。
気球がないためバルーングローと比べると若干見劣りしてしまいますが、一斉にバーナーが点火されるので音の迫力があります。
ただし2023年度は2日間開催です。
これまでは1度きりのチャンスだったのが2023年度は2回。
バーナーグローとバルーングロー両方見られればかなりラッキーだと思います。
上士幌町航空公園でキャンプをして思う存分楽しみたい夏のイベントですね。
■北海道バルーンフェスティバル
【開催】8月10日~13日
※冬季は2月中旬に開催
【住所】北海道河東郡上士幌町
【アクセス】JR帯広駅から十勝バス・北海道拓殖バス「上士幌」「ぬかびら源泉郷」行きに乗車し、上士幌東2線で下車
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話