北海道最大規模を誇る登別市のマリンパークニクス。
バブル期の1990年に登別市内の企業42社が出資して開園した水族館です。
北の都芦別、恵山モンテローザ、グリュック王国などバブル期には北海道内には色々なレジャー施設ができて廃園となっていきましたが、ここは今も健在している施設です。
バブル期にできた水族館なので、バブルの頃の面影が随所に残っていたりします。
北欧のお城をモチーフ
登別マリンパークニクスのメイン施設である「ニクス城」は、デンマークに実在する“イーエスコー城”をモチーフとして造られています。
ニクス城には、約400種、20000点もの生き物が展示しておりその規模は北海道最大級を誇っています。
4階建てのニクス城はまずエスカレーターで上っていき各フロアの展示を見ながら街談で下へと降りていきます。
エスカレーターからは1階にある海底トンネルを上から眺めることができますよ。
カブトガニもされるタッチプール
4階まで上がると最初にお目にかかれるのがタッチプール。
一般的にはなまこやヒトデなど磯にいる生物がメインですが、マリンパークニクスではサメやエイ、そして日本では天然記念物にも指定されているカブトガニも触ることができます。
こんなに色々な海の生物に触ることができるタッチプールは珍しいかもしれませんね。
3階の展示方法が微妙…
3階はアクアギャラリー。
北の海から南の海まで色々な魚たちを見ることができます。
種類は多いですが、何故か所々にスペースを穴埋めするかのように置いてある皿とか謎のオブジェの展示と水族館とは全く関係がないものが並んでいます。
登別マリンパークニクスは、入館料2800円はアドベンチャーワールド・八景島・鴨川シーワールドに次ぐ日本で4番目に高い値段の水族館なのにこの穴埋め展示は少々不満に思える点ですね。
2階はクラゲの癒し空間
2階は変化する光と音楽でクラゲを楽しむことができるコーナーです。
水槽の数が多くその規模は北海道最大を誇っています。
座ってじっくりと眺めることもできるので、ゆらゆら動くクラゲを見ながら癒されることができますよ。
ちなみにここのクラゲほとんどがニクス生まれ、ニクス育ちのようです。
1階は海底トンネル
3階の展示コーナに不満を覚えますが、それを帳消しにしてくれるのが1階の海底トンネル。
エイやサメなど大型種もいてまるで南国の海をダイビングしているかのような体験ができます。
時間帯によってはダイバーが餌を与えている様子もみられるので、見られたらラッキーですね。
1万匹きのイワシの水槽
登別マリンパークニクスでは、ニクス城以外にも展示施設があります。
そのうちの一つが1万匹のイワシがいる銀河水槽。
キラキラと光る様子が銀河の星々が連想できるということで名付けられたようです。
こちらも時間帯によって光と音のパフォーマンスを見ることができますよ。
ペンギンの散歩は通年開催
あさひやま動物園の冬の風物として人気のペンギンの散歩。
登別マリンパークニクスでは通年見ることができます。
飼育している種類も多いので、何かしらのペンギンたちが園内を散歩する様子が楽しめますよ。
お得なバスセット券もある
他にもイルカショー、アシカショーなどプログラムが色々と用意されています。
それぞれ時間帯をずらしているので効率よく見ることができるのがいいですね。
一部不満のある展示施設もありますが、ショー類も豊富なので見応えがありますがネックなのは高額な入場料に追い打ちをかける駐車場代。
これで嫌煙されがちな登別マリンパークニクスですが、札幌駅からの往復バス代+水族館入場料がセットになったセット券が5950円で販売しています。
登別までのバス代が往復4140円なので水族館は1810円と1000円近く安くなります。
バスならば駐車場代もガソリン代もかからないので少人数ならばバス旅も悪くないですよ。
■登別マリンパークニクス
【住所】北海道登別市登別東町1-22
【アクセス】JR登別駅から徒歩5分
【営業時間】9:00~17:00
【営業日】4月に数日
【入館料】2800円
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話