留萌市の夏祭りというと“るもい呑涛まつり(どんとう)”のみでしたが、2016年よりオロロンサマーフェスタ通称オロフェスも開催され、留萌市では夏に2回も大規模な祭りが行われます。
呑涛まつりでも花火大会が行われますが、オロフェスの花火大会は道北最大級5,500発もの花火が打ち上げられる規模の大きいものです。
留萌市近郊以外でも旭川や札幌からも訪れる人が多くとても賑わう花火大会です。
山の日に開催
留萌市は海の町ですが、オロフェスは毎年8月11日の“山の日”に行われます。
開催場所は市街地に近い留萌港南岸壁で開催となります。
呑涛まつりの時は開放されない、旧北海道合板跡地の広大な空き地が臨時駐車場となり車での往来も可能です。
ただし日中に来ないとすぐに満杯となりますのでご注意を。
花火大会は夜ですが、萌という名前が付く自治体だからなのかコスプレなどアニメに特化したイベントが行われています。
屋台も登場
オロフェスの会場となる留萌港南岸壁には屋台も登場します。
ビールやおつまみなど花火鑑賞に最適なものが揃っています。
花火大会無料で見ることもできますが、椅子とテーブル付きの有料席というのもあります。
料金は1000円と安いので、椅子等持参するのが面倒という人にはいいかもしれません。
ただ花火が見える光景は有料ゾーンも無料ゾーンもそれほど変わりません。
留萌市は夕日の町
留萌市はカントリーサインにも夕日がデザインされている夕日の町。
留萌港南岸壁の周りには高台の住宅地があるため、黄金岬のように日本海に沈む夕日が見られませんが沈んだ夕日で真っ赤になる港の光景を楽しむことができます。
この真っ赤で綺麗な夕焼けが終わると辺りも暗くなってきて花火の本番を迎えます。
道北最大級の花火大会
19時30分に花火がスタートします。
会場となる留萌港南岸壁の目の前に船が停泊しておりそこから打ち上げられるため、非常に迫力のある音と花火を楽しむことができます。
道北最大級ということもあり花火大会は全部で4部構成。
大玉から水中花火まで色々な花火が打ち上げられます。
ただ留萌港南岸壁は花火が目の前すぎて写真に収めるのが結構大変です。
会場が見渡せる望洋公園
花火と留萌港の夜景を綺麗に収めたいという人にお勧めなのが、留萌港南岸壁から少し上がった所にある望洋公園。
名前の通り港が一望できる公園で、公園の真下がちょうど留萌港南岸壁です。
千望台のように遠く離れた山の上ではないので、ここからでもステージの放送が聞こえるので会場にいるのと孫居ないですよ。
会場全体が見えるので水中花火はここからの方が綺麗に写真に収めることができます。
ただ草が多い公園の為、やぶ蚊が多いので虫よけ対策は必須です。
車でのアクセスがしやすくなった
迫力のある道北最大級の花火大会。
深川留萌道の全線開通により札幌市や旭川市からも高速道路で来られるようになったため非常に近くなった留萌市。
21時過ぎの終了となりますが、札幌市までも2時間程度で行けるようになったので車なら花火が終わった後でも帰宅が可能です。
■オロロンサマーフェスタ
【開催日】8月11日
【開催場所】留萌港南岸壁
【住所】北海道留萌市明元町
【アクセス】JR札幌駅から高速るもい号または高速はぼろ号を利用し、留萌十字街で下車
※最終便が18:50なので花火大会の見学は不可です
この記事を書いた人:コイチ