霧の摩周湖という名称が有名な道東有数の観光地摩周湖。
夏は霧の発生率が高く高確率で霧の中に隠れてしまい見ることができないことが多いですが、空気の澄んだ秋や冬に訪れるとその青く美しい湖を見ることができます。
そんな美しい摩周湖をより美しく見られるのは朝です。
摩周湖は朝日のスポットで摩周岳の向こう側から昇る朝日が楽しめます。
北海道でマンゴー!?
朝日のスポットですが、「摩周湖の夕日」というマンゴーが弟子屈町の特産品として道の駅で販売されています。
マンゴーといえば南国のフルーツで、マンゴーを育てるのに全く適していない気候ですが、温泉地熱を使ってハウス栽培で育てているんですよ。
摩周湖の展望台は高台なので夕日は見られますが、摩周湖とは逆方向なので湖と夕日は一緒に見られません。
朝日は第三展望台からがお勧め
摩周湖の展望台は第一、第三、裏摩周の3箇所(第二も昔あったみたいですが今は無くなりました)。
レストハウスなどがあり団体ツアーなどで訪れる摩周湖は第一展望台ですが、景色がよりよく見えるのは第一展望台よりもさらに高い場所にある第三展望台です。
駐車場も無料なのですが、冬季は除雪をしていないので行くことはできません。
遠くに雲海も見られる
夏から秋にかけては屈斜路湖周辺には雲海が発生します。
雲海は硫黄山の手前辺りまでなので摩周湖一帯はすっきりとしていますが、湖と反対側を見ると遠くに雲海を見ることができますよ。
確率は低めですが夏だと摩周湖一帯が雲海になることもあるようです。
第一展望台からの朝日
第三展望台から第一展望台へは車で5分ほどです。
距離が高いので両方訪れて景色を見比べるのもいいかもしれません。
日中は駐車場代がかかりますが、早朝は無料なので気軽に行くことができます。
第一展望台からも朝日は見られますが摩周岳のかなり右側から昇るので、摩周湖と朝日の見え方が第三展望台よりよくないです。
雲龍が見られるかも
真冬の十勝川温泉で見られる川霧が龍のように見える雲龍という現象が摩周湖でも見ることができます。
これが見られるのは弟子屈市街地方面が見られる第一展望台からのみです。
弟子屈市街地を流れる釧路川に川霧が発生しこちらも龍のような感じ見られることができますよ。
冬は霧氷が見られる
一般的には夏に訪れる摩周湖ですが、冬の朝は湖周辺の木々が霧によって凍る霧氷という現象が見られます。
一面静寂下中の銀世界はとても幻想的で夏よりもお勧めしたいワンシーンです。
冬の峠道が不安という人は川湯温泉街に宿泊している人向けに弟子屈町がツアーを開催しているのでこれに参加するのもいいと思います。
極寒の銀世界を見た後は川湯温泉でのんびりと温まるのがお勧めです。
■摩周湖
【住所】北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野
【アクセス】JR摩周駅から阿寒バス摩周第一展望台行きに乗車し、終点で下車(1日2本)
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話