北海道を代表する花と言えばハマナス。実際に北海道の花として指定されています。
実物は見た事がなくても名前だけは聞いた事があるのではないでしょうか。
ハマナスは漢字で書くと浜茄子。
浜梨と書く場合もあります。
海岸の砂地(浜)で育ち、花が終わった後の果実が梨に似ている事から「ハマナシ」と名付けられ、後にハマナスと訛ったのが名前の由来と言われています。
バラ科の植物なので枝にはトゲがあり、触る時には刺して怪我をしないように注意して下さい。
株は高さ1m~1.5m程度に成長します。
5月~8月に開花し、8月~10月に実を付けます。
花の色は濃く鮮やかなピンク色で、(稀に白い花を咲かせる事もあります。)実は熟すとオレンジ色になります。
ハマナスの実は皆さんご存知のローズヒップと呼ばれ、ビタミンCが豊富に含まれています。
ローズヒップティーとして加工される事もあるようです。
その昔アイヌ民族は腎臓の薬として実や根を煎じて飲んでいたそうです。
江差町の開陽丸青少年センターでは毎年夏が近付くと、生け垣のハマナスが一斉に咲き始めます。
濃い緑色の葉と鮮やかなピンク色の花のコントラストは圧巻です。
運が良ければレアな白い花を見付ける事が出来るかも…!?
この記事を書いた人:渡辺リリオ
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