アイスキャンドルというと小樽市の「雪明りの路」が札幌雪祭りと同じころに開催するため観光客には馴染み深いイベントとなっていますが、このイベント2000年代になってから始まった割と歴史の浅い冬イベントです。
小樽よりもさらに前、と言いますかアイスキャンドル発祥の地で50年近くアイスキャンドルイベントを行っているのが道北の下川町。
毎年2月になると下川町は沢山のアイスキャンドルで埋め尽くされます。
数年おきに場所が変わる
北海道の冬は各地でイベントが行われますが、ほとんどが毎年同じ場所で開催され内容も大きく変わることはありません。
下川町のアイスキャンドルミュージアムは、マンネリ化を防止しているのか数年おきに場所やイベント内容などが大きく変わります。
個人的には数年前まで会場だった万里の長城時代がお気に入りでした。(写真は2017年に万里の長城で開催した時のものです。)
2024年度で50回目を迎えるのでもしかしたら2024年度は盛大になるのかもしれませんね。
中国政府の公認のミニ万里の長城
さらっと流しましたが、下川町には万里の長城という観光名所があります。
名前の通り中国の万里の長城みたいなものが下川町内の桜ヶ丘公園に建てられています。
滝野霊園のモアイ像みたいなB級スポットではなく、中国政府公認で作られた立派なものだったりします。
スケールは1/10000ですが、それでも2kmに渡ってあるのでなかなか見ごたえあります。
以前はこの万里の長城にアイスキャンドルが飾られていました。
駐車場も広くて会場としてはよかったんですけどね。
フードイベントも頻繁に変わります
イベントと言ったら楽しみなものの一つに食もありますね。
下川町のアイスキャンドルミュージアムも町内や周辺市町村のグルメが登場したりします。
体育館を使ってマルシェ的なものを開催したり、北見市のような極寒のBBQ大会など食イベントもその年によって頻繁に変わっています。
2023年度の会場には町おこしセンター「コモレビ」が入っているので、恐らくここで食のイベントを開催するのかもしれませんね。
参加型イベントが増えました
万里の長城時代はイベントらしいイベントがなく、太鼓と夜に花火が打ち上げられるくらいでした。
2018年度以降市街地へと移動してからは、お笑いなどのステージイベントや人間カーリング的な参加型イベントが増え子連れの人には楽しいかもしれませんね。
極寒の地なので温かい格好で
下川町は北海道内の今朝の最低気温というので頻繁に登場する極寒の地です。
アイスキャンドルミュージアムが開催される2月は特に寒くマイナス10度台ならば温かいと言われるくらいの場所です。
外イベントなので非常に冷えるため防寒対策は必須のイベントです。
ただ非常に寒いため空気が澄んでおり、他所で開催しているアイスキャンドルよりも綺麗に見られるのが下川町の特徴でもあったりします。
かなり寒いですが、日常では見られない幻想的な光景は是非とも見ておきたい冬ならではのイベントですよ。
■アイスキャンドルミュージアム
【開催場所】にぎわい広場・コモレビ・石倉倉庫・下川町商店街
【住所】北海道上川郡下川町共栄町6-1
【開催日時】2023年度は2月11日と12日の予定
【アクセス】名寄駅から名士バス「下川・興部」行きに乗車し、下川バスターミナルで下車(1日14本)
※下川発最終は20:50で名寄から旭川までは行くことができます。
19:25発のバスを利用すれば札幌まで行けます。
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話