北海道では、白老町の虎杖浜と並ぶ“たらこ”の産地鹿部町。
鹿部町市街地に近い場所に道の駅があり、鹿部で水揚げされた新鮮な“魚介類”や“たらこ”を取り扱っており人気があります。
週末にもなると函館近郊の人が多くやってくるためとても賑わっている道の駅です。
人気の浜のかあさん食堂
鹿部町まで来たのならば味わってほしいのが“たらこ”。
中でも人気なのが道の駅内にある『浜のかあさん食堂』です。
鹿部のたらこがのったご飯に煮魚がついて来る“たらこ定食”が人気あります。
煮魚なしで“たらこ”だけのメニューに、隣の総菜やで販売している総菜と組み合わせて食べるのも有ですよ。
プチプチ食感でおいしい鹿部のたらこがお手軽価格で食べられる人気の食堂なので終了時間前に完売してしまうことも多く、お昼前に行くのをお勧めします。
温泉蒸し料理
鹿部ならではの名物料理が温泉蒸し料理。
温泉がついている道の駅は結構あっても、温泉蒸気を利用して自分で蒸し料理が食べられるところは多くないと思います(少なくとも北海道ではここだけです)。
道の駅で魚介類、肉類、野菜、卵などの食材を購入し専用の蒸し器で調理して食べます。
調理方法は食材購入時に説明が受けられますので特に難しいことはありせん。
だいたい10分前後待てば蒸し料理が完成します。
蒸気で熱せられうまみたっぷりな食材がとっても美味しいですよ。
10分おきに吹き上げる間歇泉
道の駅の名前にもなっている間歇泉。
かつては道の駅ではなく間歇泉だけがある鹿部町の観光地でした。
2015年に道の駅として生まれ変わり、道南の人気観光施設となっています。
間歇泉は入場料が別途必要となり、道の駅内に入場口がありお金を支払います。
別府の地獄めぐりのような感じですね。
以前は蓋がなく空高く舞う間歇泉を見ることができたのですが、外にいる人にかかってしまうため現在は蓋がついてしまったのが残念です。
間歇泉自体は登別や羅臼にもありますが、10分おきという高頻度で吹き上げるのは北海道では鹿部町だけですよ。
足湯につかりながら見られる
吹き上げた間歇泉は、見学用の足湯に使われています。
足湯利用は入場料に含まれているため別途支払う必要はありません。
足ふき用にペーパータオルがあるのでタオルなしでも利用することも可能ですよ。
10分おきに間歇泉が吹き上げるので足湯をしながらのんびりと間歇泉を見るのもお勧めです。
■道の駅しかべ間歇泉
【住所】北海道茅部郡鹿部町鹿部18-1
【アクセス】JR函館駅から函館バス鹿部出張所行きを利用し、道の駅しかべ間歇泉公園で下車(1日9本)
【営業時間】8:30~18:00(月~木は9:00~17:00)
【定休日】1/1~3/19までの水曜日
この記事を書いた人:コイチ