函館で夜景といえば言わずと知れた函館山からの夜景。
他にも城岱牧場やきじひき高原からの裏夜景なども有名ですが、函館市のお隣北斗市では工場夜景を楽しむことができます。
北海道で工場夜景というと苫小牧市や室蘭市が有名ですが、実は北斗市でも見ることができるんですよ。
しかも北斗市で見られる工場夜景は、現役で稼働するセメント工場としては日本最古の『太平洋セメント上磯工場』です。
日本有数の長さセメント桟橋
北斗市の工場夜景は、道南いさりび鉄道“上磯駅”が最寄り。
上磯までは1時間に1本あるので列車利用も比較的難しくないところです。
まず駅を出て海岸の方へ歩いていくと海の方へと向かって伸びる長~い桟橋があります。
上磯工場で作られたセメントを海に停泊しているタンカーへと運ぶセメント桟橋です。
歩くことはできませんが、全長2kmもありこの桟橋にも明かりがつくので函館市街地の夜景と桟橋の明かりを一緒に見ることができますよ。
海越しに見えるセメント工場
桟橋を過ぎそのまま木古内方向へ1kmちょっと歩くと富川というバス停があります。
ちょうどこの辺りで海岸線へ降りることができますので、海岸の方へ降りていくと海越しにセメント工場の工場夜景が楽しめます。
海越しに見える光景はまさに苫小牧や室蘭と変わらない光景ですね。
海岸までの道は未舗装かつ真っ暗なので通行には十分注意が必要です。
住宅街の中で見られる工場夜景
再び上磯方面に向かって戻る途中にあるローソン北斗谷好店。
ローソンのところを左に曲がった先にある第三東光保育園付近も工場夜景スポット。
この辺りは谷好という地区で普通に民家が立ち並ぶ住宅街なんですが、こんな住宅密集地から工場夜景が見られるというのが少し変わっていますね。
セメント工場なので生活にはそれほど支障はないのでしょう。
工場のすぐそばを走る道南いさりび鉄道
第三東光保育園からそのまま北上した先にある宗山道路踏切。
この辺りも工場夜景スポットです。
上磯から先木古内方面の列車はかなり減ってしまいますが、ちょうどセメント工場の横を列車が通過していくため列車の明かりと工場夜景を一緒に見ることができます。
普通列車のほかに貨物列車の運行もあるので何かしらの列車と一緒に撮ることができますよ。
セメント工場の全景が見られる
踏切を渡り少し狭い道を通り上磯方向に歩くと上磯公園通りという市道に出ます。
公園通りという名前の通り、この辺りには北斗市総合運動公園という大きな公園があります。
函館バスの総合運動公園のバス停あたりが工場夜景スポットです。
ここからはセメント工場の全景を見ることができますよ。
あとは上磯公園通りを南へ歩いていくと上磯駅に到着します。
上磯駅を出発して1時間30分ほどですべてのスポットを見ることができます。
上磯駅発の終電は23:35なので列車利用でも工場夜景巡りはできますよ。
■太平洋セメント上磯工場
【住所】北海道北斗市谷好1-151
【アクセス】道南いさりび鉄道上磯駅で下車
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話