2020年開業予定のアイヌ民族の博物館“ウポポイ”(新型コロナウイルスの影響で現時点では開業は未定)
このオープンにより北海道内はアイヌで盛り上がっています。
今回紹介する平取町もアイヌの地で、この辺りを走る路線バスはアイヌ語のアナウンスも流れるのが話題になっています。
そして平取町ではアイヌ伝説の他義経伝説も残っている地で、義経神社や義経公園という義経ゆかりの施設なんかもあったりします。
今回はその中の一つ義経公園を紹介します。
5月下旬には真っ赤なツツジが咲き誇る
義経公園は平取町市街地の高台にあります。
日高桜八景の一つになっていて5月上旬に桜が咲きますが、桜よりも見ごたえあるのが5月下旬以降に咲くエゾヤマツツジ。
平取町を代表する花のスポット“芽生のすずらん群生地”と同じころに見頃になりますので、すずらんへ向かう途中にあるのでセットで見に行くことをお勧めしますよ。
義経伝説の残る地
義経公園内には義経神社もあります。
名前の通りご神体は源義経とされています。
一般的には奥州で死んだとされた義経ですが、実は生き延びて北海道に渡ったといわれる義経伝説が北海道に残っています。
寛政11年に義経のご神体が安置されたといわれる歴史ある神社で、毎年8月には義経神社例大祭なども行われています。
公園内には義経資料館もあるので、詳しく知りたい方訪れてみてはいかがでしょうか。
展望も楽しめる義経公園
義経神社の奥1kmほど歩くと展望台に行くことができます。
少し距離はありますが、道もしっかりとしているので迷うことは無いでしょう。
木々に覆われているため麓の市街地は見えませんが、形が特徴的な平取ダムが綺麗に見えます。
すっきりと天気がいい日は残雪残る日高山脈の山々も見渡せる絶景のスポットなので、ドライブの際に立ち寄るのにお勧めですよ。
■義経公園
【住所】北海道沙流郡平取町本町
【アクセス】JR富川駅から道南バス平取・日高行きに乗車し、平取で下車徒歩15分(1日7本) ※アイヌ語放送が流れます
【開園時間】24時間
【HP】http://www.town.biratori.hokkaido.jp/kankou/bunka/bunka4/
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話