駒ケ岳は北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがる標高1131mの活火山です。
渡島半島のランドマークとなっています。
本州にも同名の山が複数あるので蝦夷駒ヶ岳、渡島駒ヶ岳とも呼ばれます。
内浦湾を挟んだ室蘭方面や夜景で有名な函館山山頂からも天気が良いと見ることができます。
そんな駒ケ岳は北側と南側で見え方が異なるのが特徴です。
その違いをご紹介します。
噴火の跡がくっきり見える北側の駒ケ岳
駒ケ岳の北側は森町、鹿部町に属します。
北側から見た駒ケ岳は中央部が大きく窪み、荒々しい山肌が特徴です。
1640年に山体が崩壊するほどの大噴火を起こしたことにより現在の形になりました。
元の山の標高は1700mほどあったことから、噴火がどれほど大規模であったか想像できます。
現在も気象庁による常時監視がなされており、状況に応じて入山規制がなされています。
なだらかな馬の背が美しい南側の駒ケ岳
駒ケ岳の南側は七飯町に属します。
山麓には大沼国定公園が広がっています。
大沼も先の噴火により形成された地形の一つです。
こちらから見る駒ケ岳の形は左側下から右側にかけ馬の背のようになっており、大沼と共に景勝地とされています。
新井満さんが英語の原詩を日本語詩に改め作られた名曲「千の風になって」の誕生の地とされています。
■駒ケ岳
標高:1131m
所在地:北海道森町、鹿部町、七飯町
山系:独立峰
種類:成層火山
この記事を書いた人:シュガー
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